どうもこんにちは、mimoriです。
本日のネタバレ記事はコレ
毎週日曜日連載で、2021年10月23日現在ピッコマでは64話まで、韓国版は75話まで配信されています。
日本と韓国との差がだんだん近づいてきていますので・・砂時計みたいに2,3話くらいまで近づいたら休載になる可能性があります。
前回はイクリスが訓練に出てきていないということで会いにいったというところまで書きました。
本日はその続きになります。
※主要な物語部分以外と戦闘シーン部分はかなり省いていきます。
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[好感度:84%]
ガラスの温室で最後に確認した時は確か「86%」だった。
ところが・・・イクリスの好感度が初めて下落した。
「・・・言ってください。彼は誰ですか?」
「彼は皇太子だよ」
イクリスの瞳孔が一度揺れた。
「皇太子ですか?」
涙を流しながらも変わらなかった彼の顔色が、その瞬間に奇妙に浮かんだ。
なぜそうなったのか、すぐに気づいた。
皇太子は彼の故国を滅亡させた主犯だったからだ。
「殿下が私に伝えることがあって、公爵邸にちょっと立ち寄ったの。私はそれを受け取ったんだ」
「何を伝えにきたのですか?」
「皇居で保管していた古代遺物とそれに関する資料をもらったんだよ。
狩猟大会の優勝褒賞として、望むことを一つ要請できたんだ」
「・・・どうして侍従を通さずに、あの男がそれを直接ご主人様に持ってきたのですか?」
イクリスはあまり納得していないようだった。
さらに、帝国の皇太子であることを知っていたにも関わらず、「あの男」という無礼な発言をためらわずに言った。
「私の調子が良くなかったから
それで、皇居に行くことができず、殿下が用事を兼ねて立ち寄ったの
言わないつもりだったのに・・それがすぐにあなたに会いにこられなかった理由なんだ」
ついに執拗に返ってきた質問が止まった。
狩猟大会の時に無理をしすぎて風邪をひいてベッドの外へ一歩も動けなかったと、平気で嘘を言う私の姿が彼にどう映っているのかわからなかった。
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つづく

これはイクリスはカリストに嫉妬しているのでしょうか?
はっきり言えるのは、ペネロペにイクリスに対する愛情が全く見えないというところですね・・
イクリスの雰囲気が不穏ですね・・・
長くなったので続きはまた次回〜
更新は現在不定期です。