どうもこんにちは、mimoriです。

本日のネタバレ記事はコレビックリマーク

 

悪役のエンディングは死のみ

 

 

毎週日曜日連載で、2021年9月19日現在ピッコマでは61話まで、韓国版は70話まで配信されています。

日本と韓国との差がだんだん近づいてきていますので・・砂時計みたいに2,3話くらいまで近づいたら休載になる可能性があります。

 

RIDIBOOKSに原作小説があります。

 

本編4冊、外伝1冊の全5冊で、日本円で電子書籍だと2,700円で購入できます。

そして、現在5冊セットが30%OFFで購入できるイベント中ですビックリマーク

 

 
前回は67話までのネタバレを書いたので、今日は68〜70話までを書いていきます。
 
 
68話
 
「頭を下げて」
 
「!」
 
熊に襲われそうになっていた時、その場に現れたのは皇太子カリストでした。
 
「・・・・」
「ここで一体何してるんだ?
 公爵家の狂犬というが、狂っても普通の狂犬ではないね。
 一人でこの熊を捕まえようとしているのか?」
 
◆システム◆
野生の巨大熊が現れた!
クエスト失敗!
 
制限時間を超えてカリストが登場しました。
熊を狩ることができませんでした。
 
 
なんだよ・・時間切れになると、攻略対象の自動登場だったのか。
 
「何をそんなにぼんやりみてるんだろう?
 今さら惚れたのか?」
「そんなはずが!」
「助けてあげたのに残念だな、公女」
 
 
あいつの皮肉な声・・・。
けれど、妙に心臓が落ち着いてきた・・。
本当に熊に殴られて死ぬかと思った。
 
考えてみればいくらハードモードでも、恋愛ゲームなのに、こんなミニゲームで死ぬはずがない。
 
「助けていただきありがとうございます、殿下。
 おかげで危機を免れました。」
 
「一人で猛獣区域を歩き回るとは、本当に勇気がすごい。
 頭の中で一体何を考えているのか気になる程だ。
 しかし、公女がいくら狂っても、あの大きさの熊を一人で捕まえることはできない。」
 
私が撮りたくてそう思ってるの?!
システムがそうさせたんだよ、システムが!
 
 
「狩をしようとしたんじゃなく・・・突然熊が現れて私も驚きました。
 狐を追っていたら迷い込んでしまって・・・」
 
結局、追っていた狐は逃してしまったし・・・。
 
「とにかく、お会いできてよかったです。
 では、これで・・・」
 
「あれは持って行って。」
「何をですか?」
 
そう言ってカリストは、倒した熊の首を切り落としました。
それをペネロペに持ってきて・・・
 
「さあ、持って行って」
 
これは・・・ゲームで説明していない血統の申し込み方式?
手袋投げるみたいな?
 
「恐れ入りますが、私には持ち合わせがなくて・・・」
 
「? だから私が切ってあげたのだろう。
 胴体は重くてすぐには引っ張れないから、これでも持って行って、見せた後侍従たちに取りにこさせればいい」
 
「あえてそうするべきでしょうか?
 間抜けな意地じゃなくて・・・すみません、気をつけて!
 熊の血が飛び散るじゃないですか、殿下!」
 
「狩人の服に血がついたら、誇らしいと思わなくちゃ
 ん?まさか血を怖がるのか。意外だな」
 
血もしたいも大嫌い!
 
なのにカリストは熊の頭を持ってペネロペに迫ってきます。
それをペネロペは距離をとって木の後ろに隠れます。
 
「ははっ・・・」
 
カリスト12%→15%
カリストはペネロペをからかうのがどうやら楽しいみたいで、笑っています。
しかしそんなことをしている間に、天候がどんどん悪くなってきました。
 
「殿下、助けてくださって、ありがとうございます。
 武運をお祈りします。」
そう言ってペネロペはその場を去ろうとしていました。
 
「どこに行くの?もうすぐ雨が降ってくるのに」
 
「そうなる前に狩場の外に出なければなりません。」
「公女はここが猛獣たちがうようよする深い森の真ん中という事実をもう忘れたのか?」
 
___クエストは失敗したよね。
では、森を抜け出る際に再び発生するかもしれない。
しかもカリストではなく「???の好感度」と書かれていたということは、
またどの攻略対象と出会うかもしれないという意味・・・
 
そう考えながら、ペネロペは石弓に玉を装填していました。
 
「そんな粗雑な武器ではあぶないよ。今経験してもわからないのかな?」
 
「心配してくださって感謝しますが、自分で考えて・・」
 
どうせお前もその危険なものの中の一つだよ。
 
「・・・公女、昨日運良く魔物を捕まえたからと言って、その石弓と玉は小動物や人間にしか通用しない武器だ。気絶させても長続きしない。
今度こそ、本物の生きたままの熊の餌食になる珍しい風景が浮かびそうだよ。」
 
「・・なんでわかったんですか?」
「何を?」
「これの効果が気絶だということです。」
「昨夜のを見ると、電流魔法がかかっていたが、感じられる魔力量を見るとその程度の威力だろう。そもそも殺傷用ではない。」
 
意外と結構・・・・
 
雨は本降りになってきました。
雨の中ペネロペは元の世界の自分を思い出しています。
「雨に降られるのは本当に無残で嫌なんだよ・・」
 
その時、頭からばさっと何かがかけられました。
「それを使ってこっちにきて」
カリストは、自分がつけていたマントをペネロペにかけてくれました。
 
 
69話
 
「ほら」
 
馬に乗ったカリストは、自分のマントを頭からかぶっているペネロペに手を差し出していました。
 
「歩いて行ったら猛獣の餌食になる前に、風邪を引く。
 そのマントには防水と防寒魔法がかけられているから、羽織って帰ろう。」
 
「ありがとうございます・・・」
 
そう言って、ペネロペがカリストの手を取ろうとした時、
ドンッッ!
 
「え・・?」
 
馬上の上のカリストに、どこから飛んできたのかわからない矢が刺さり、
馬から落ちてしまいました。
 
「殿下!」
 
森の方から矢が・・・!
どうしよう青白い・・
人間が死ぬ、私の目の前で・・・。
 
「殿下!殿下、目を開けてください!」
 
怖い・・・。こんな光景、生まれて初めてだ。
 
「どうか、どうか・・・・」
 
これはゲームなのに一体なぜ・・・!
 
「____うるさい。
 そう慌てるな、まだ死んでないから・・。」
 
カリスト目を開けて体を起こしました。
その姿を見てペネロペは少し安心しました。
 
攻略対象がこんなふうに死ぬわけないのに・・・
でも、倒れる姿がとても鮮明で、本当に死ぬかと思った。
いくら攻略対象からはずしたやつでも私の目の前で人が死ぬのを見たくない・・。
 
「君がくれたものの効果が全くないわけではないようだ。」
 
そう言って、カリストは刺さっている矢を引き抜きます。
 
「え_ちょっと待って、矢をそうやって抜いたら・・・・」
「ちゃんと見て」
「使いそうな防御魔法がかかったものだったようだね?
 これをずっとつけてたおかげで・・・」
 
そう言っている間に再び矢が飛んできました。
カリストはペネロペをかばい、瞳に殺気を含み始めました。
 
「また馬鹿な病気がぶり返したようだ
 早く起きて、公女。逃げないと。」
「私がどうしてですか?」
「では、黙ってて矢に当たった方がいいのか?」
「殿下を狙って来たものたちではないですか。
 それじゃ、私を置いて殿下さえ逃げたら・・・ちょ、ちょっと待ってください」
そう言っている間に、カリストはペネロペを抱えて再び馬に乗りました。
「戯言もいい加減にしろ、公女。
 皇太子を狙った奴らが、一緒にいたものを見逃すはずがないだろう
 危ないからじっとしていろ、公女」
 
・・・カリストが、緊張したのが感じられる。
攻略対象が死ぬはずがないと言うが、死ぬ直前まで怪我をすることはある。
ましてや私は・・・・
 
リセットボタンがない以上、私にはゲームシナリオではない現実だ。
 
さっきより距離が縮まった。
黒い覆面に狩人のような格好。誰が見ても暗殺者だよ。
 
◆システム◆
メインエピソードー狩猟祭の女王になろうー
二番目のクエスト!
(暗殺者から皇太子を守れ!)
進行しますか?
※暗殺者20名を全員倒さなければなりません。
(補償:カリスト好感度▶︎10%、名声▲50、暗殺者の証)
 
え?!
またかよ!私は女王とか興味ないよ!
 
しかも20人もいるってこと?!
しかも補償好感度が・・・なんと10%とは・・
 
◆システム◆
メインエピソード進行なので、
5秒後に自動で受諾されます。
 
前夜祭に続き、今回もメインエピソード。
とすれば、今回も同様に・・・・
 
「殿下、私が助けることができそうです。」
 
システムが私を手伝ってくれるはずだ____。
 
 
70話
 
「なに?」
 
「石弓があるじゃないですか。
 ついてくるやつらを私が全て撃つので、援護だけお願いします。」
「公女・・・。」
 
◆システム◆
クエストが自動受諾されました。
〜スタート!〜
処理した目標:20
 
そうしてペネロペはカリストに体を支えてもらいながら、
馬上から暗殺者を石弓で撃っていきます。
 
一人、二人・・・・
 
体が自然に動く。
視界を遮る木立も邪魔にならない。
 
バンバン・・!
 
「ちっ、あの女がまた・・・!」
 
ペネロペはシステムのおかげで、背後の暗殺者をどんどん狙い撃っていきます。
カリストも驚いているほど。
カリストに攻撃を庇われながら・・・
 
◆システム◆
処理した目標:12/20
 
「大丈夫ですか、殿下。肩に怪我を・・」
「気にするな、そんなに深く刺さってはいないよ」
 
「庇っていただき、ありがとうございます。」
「どうだろう?この程度なら公女が私を恋した理由で待つのに十分ではないだろうか?」
 
またうわごとだね、本当に大丈夫なようだ。
 
緊迫している中でも、冗談を言うカリストにペネロペは少し安心しました。
しかしそれでもまだ追撃はやんでいません。
 
「公女、奴らはあとどれくらい残っているか・・・」
「え?えっと・・・4人、、いや、3人みたいですよ。なぜ?」
 
「行き止まりだ。残りは降りて処理した方がいいね」
 
危ないからと、自分の後ろにペネロペをかばうカリスト
 
「大丈夫ですよ、自分の体は自分で守るので、
 殿下は御身を守ることだけ専念なさってください。」
 
「私を狙ってきたやつらなのに、非常に心強いね」
 
残念ながらクスと名からして「皇太子を守れ」なので、一人にしたくてもできないけど!
 
◆システム◆
処理した目標:17/20
 
「殿下!」
 
暗殺者の2人がカリストに向かってきます。
 
2人しかいないの?
あと1人は?
 
「死ね、女!!」
 
背後に残りの一人が迫ってきていました。
カリストではなく、ペネロペの方に・・
 
距離が近すぎて石弓を構えるのが間に合いません。
 
システムは私への攻撃まで避けてくれない・・。
 
思わず目をぎゅっと瞑ったペネロペは、カリストにぎゅっと引っ張られ、
抱きしめられる格好になります。
 
「・・・公女、申し訳ないんだけど」
「もう終わりだ、皇太子ー!」
 
「僕たちは今、落ちる寸前のようだね」
 
耳元でカリストが言う言葉どおり、カリストとペネロペは崖の下に落ちていこうとしています。
 
残りの暗殺者もそれを逃すまいと迫ってきている中、
構えた石弓から放たれた玉が暗殺者に命中・・・・
 
◆システム◆
処理した目標:20/20
 
◆システム◆
メインエピソードー狩猟祭の女王になろうー
二番目のクエスト!
(暗殺者から皇太子を守れ!)
クエスト成功!
補償獲得:暗殺者の証票
カリスト好感度:+10%
名声:+10%(TOTAL:130)
 
そのシステム窓を見ながら、崖の下へと落ちていきました。
 
 
 
70話はここまで!
熊からの攻撃を助けてくれたのはなんとカリスト!
これまであまり出てこなかったから完全にカリストのターンにはりましたね!笑い泣き
そして捕った獲物をペネロペに譲ってくれようとしていましたが、
熊の頭を持っていけ・・とかおそろしいw
からかいながらも楽しんでいるカリストは、最初の頃のピリピリした印象が嘘のようですね。
そこからの雨・・濡れるペネロペに自分のマントをかけてあげるという意外と優しい姿も・・・。
そして狙われたカリスト。
ペネロペがあげた(奪った?)ブローチ?の防御魔法のおかげで大事にはならなかったみたいですが、そこからの暗殺者に狙われるクエスト・・。
そしてそこから崖の下にまっさかさま・・・・
果たしてどうなるのでしょうか!
 
今これを書いているのが9/23なのですが、24に71話が更新される予定です。
なんで次回は71話のネタバレ+原作小説のネタバレを書いていきます!
 

 

全然ストック記事を書く暇がないため、

しばらくの間は不定期更新になります。

それではまた次回〜。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブック放題