どうもこんにちは、mimoriです。

 

私が現在はまっている韓国漫画感想やネタバレをちまちまと書き綴っていきます。

今日はコレビックリマーク

『悪女は砂時計をひっくり返す』

 

 

前回アリアがなぜかミエールの罪軽減を懇願したところまで書きました。

(読み終わってから少し期間が空いているので、話が前後したりしています)

※2021年7月22日現在、日本では休載中、韓国では69話まで配信されています。

 

 

今日はその続きです・・・ビックリマーク

 

近くのカフェのプライベートルームにいたアリアが注文を終えた後、アースに聞きました。

 

「ローハン様との約束とはなんですか?どんな約束をされたのですか?」

 

まずはミエールを擁護したことについて言わなければならないのに、気になって耐えられないという表情でアリアは聞きました。

 

「お嬢様に隠すこともないので言います。

 今回のことを援助する代わりに、クロア王国と50年間平和維持をすることを約束しました。」

 

「50年、ですか? でも、どうせ戦争はしないし・・・・」

 

仲が良さそうに見えるから、戦争なんて起こらないだろうと思っていました。

すると、アースは意味のわからない笑みで答えます。

 

「そうですね、いつどうなるかはわからないでしょう。

今は仲が良いというが、過去には帝国との長い戦争で数多くの民が死に、広い土地を奪われた歴史があるから・・」

 

それで帝国を恐れ、平和を条件に貴族はを処断するのを助けたという話でした。

 

「さぁ、今度は私の番ですよ。どうしてミエールお嬢様を善処してくれと言ったのですか?」

 

アースが時計をちらっとみながら聞いたので、アリアはすぐに彼の質問に答えました。

 

「放っておくと絞首刑になりますよ」

「それを望んでいるのではないのですか?」

 

過去の話を全て聞いているので、アースは不思議そうに聞きます。

 

「最終的にはそれがいいでしょう。しかし、よく考えると、そんなに早く楽にしてしまうのは、与えられた今回の機会がとてももったいなくて・・・・。主役が転倒した状況だということを理解できますか?」

 

そう答えるアリアの表情がとても邪悪でした。

まるでこれまで欲しがっていたおもちゃを手に入れた子供のように。

もうすぐ自分の手に落ちるミエールというおもちゃをどうやって遊ぶかを悩んでいる顔でした。

悪女の本性がアリアの目を輝かせます。

 

「だからどうかアース様がミエールを私にくださったらいいですね。

 だからといって、何のお仕置きもしないには彼女の罪が大きすぎますから、適当な罰も一緒に下した方がいいでしょう」

 

残酷さを示すアリアを見て、アースは目を細めました。

しかし、拒否感ではなく、与えられたものを逃さず最後まで噛みちぎって復讐しようとする彼女に対する感嘆に近かった。

そしてアリアは、アースがそんな自分に興味を持ち、また気に入っていることを知っているからこそ、本音をさらけ出すことができたのです。

 

「わかりました。過去の罪と合わせて最終的には現在の罪をすべて支払うことになるので、お嬢様のいう通りにしましょう」

 

誰かを苦しめたり、処断したりするという人には似合わず、アリアは華やかに笑います。

 

もうアースは戻らなければいけない時間になったのですが、

アリアが華やかに笑うので、もう少し一緒にいたくなるじゃないですか・・と笑っています。

そんなアースにアリアは、仕事が終わったら休養に行きませんか?少し遠いですが、海に行きたいです。

アース様と二人きりで・・。

 

「それなら、すぐに仕事を終えなければいけないですね。」

 

そう言って、アースは扉に向かって歩いていましたが、足を止めました。

 

「アリアお嬢様・・ キス、してもいいですか?」

 

あまりにもストレートなその言葉にしばらく返事ができず、きょとんとしてアースを眺めていたアリアは、すぐに優しい目をして答えます。

 

「勝手にする時はいつ許可を求めるのですか?」

 

「それではこれからは勝手にします」

 

 

 

貴族派の貴族が反逆罪で逮捕されたといううわさは半日も経ず、首都に広がり、1週間も経たないうちに帝国全域に広がりました。

そのため、まだ逮捕されていない貴族派の貴族は、他の貴族と取引をしたり、縁のあった者たちは、いつこんなことをしたかのように手のひらを返し、関係を断ち切って火の粉が飛んでこないか戦々恐々としていました。

中には急に休養に行くと言って国外に避難した者もいました。

 

反逆に追い込まれた貴族たちもただ黙って捕まっていたわけではありませんでした。

様々な方法を動員して罪を消そうと努力したが、彼らの思い通りにならなかったのは、彼らが知らなかった皇太子とローハンの最後の計略のためでした。

 

そして、長い間貴族派を処断しようと準備していた皇太子は、チャンスを逃さずに様々な手を使って彼らに罪名を告げ、思いがけない告発者まで現れ、もはやあがきようもない状況になっていきます。

 

告発者はフレデリック公爵家の後継、オスカーでした。

 

 

長くなったので次回に続きます・・!

処断回は細かく書いて、その後はざっくり書いていきますのでもう少しお付き合いください。

 

まさかのオスカーが裏切り!

ではまた次回〜

 

今週は26・27・28・31日更新の予定です。