どうもこんにちは、mimoriです。

 

私が現在はまっている韓国漫画感想やネタバレをちまちまと書き綴っていきます。

今日はコレビックリマーク

『悪女は砂時計をひっくり返す』

 

 

前回カインが鉄馬車で広場までやってきたところまで書きました。

(読み終わってから少し期間が空いているので、話が前後したりしています)

※2021年7月22日現在、日本では休載中、韓国では69話まで配信されています。

 

 

今日はその続きです・・・ビックリマーク

 

ミエールは殴られたカインを見て叫んでいました。

わずか数ヶ月前だったら、かわいそうなミエールのために集まった人々が手を差し伸べただろうが、

不幸にもそんな彼女のために手を差し伸べたのはアリアでした。

 

「ミエール大丈夫?」

 

からかいに来たのかと思ったのか、ミエールはぎゅっと下唇を噛みます。

 

「アース様にお願いがあるのですが・・」

「お願い・・ですか?」

 

アリアの問いにアースは不思議そうな顔をしました。

 

「はい、ミエールのことです。難しいと思いますが、お聞き入れしていただけたら嬉しいです」

 

アリアが丁寧に頼みました。

黙っていても処刑を免れないのに、なぜあえて頼むのか・・・。

アースだけではなく、ミエール、ローハン、広場に集まった人々全員が疑問を持っていました。

 

「どうかミエールに善処を、難しい頼みかもしれないけど善処をお願いします。」

 

その言葉にミエールも理解ができませんでした。

そしてアースが

「どうしてですか?」

 

「ミエールはまだ押さなくてまともな判断ができない子です。みんなご存知のように、本性は善良な人にも関わらず、この幼い年で利用されました。厳罰を受けるにはまだ子供です(この時点でまだ16歳とかです)

ただ流されただけです。間違いがあるとしたら・・・」

 

アリアは目尻に涙をためながら話しました。

 

「あるとしたら?」

 

「それはミエールのめんどを見ることができなかった私にあるのでしょう。お姉さんになって、妹が悪い道にはまってしまうのを止められなかったから・・どうかミエールに善処をして、残った厳罰を私にくだしてください」

 

これは何を言っているのか・・

どうして皇太子がアリアに厳罰をくだすことができるのか・・。

アースは言葉が出ません。拒否感が出ているからです。

 

「そしてミエールはまだ押さなくてそれほど重要なことを知らなかったはず。比重も大きくなかったでしょう。たとえ情報を売ったとしても・・。大きく役に立つ情報でもなかったでしょう?そうですよね?ローハンさん」

 

ローハンに向けられた。

彼女の言葉通り、アースの秘密以外は情報と言えるものがなかったので、正しい言葉ではあった。

 

しかし、たとえそうだとしても、今度のことに関わった貴族にあらゆる罪を被せてすべて絞首刑に処しても足りない状況で、その罪を善処してくれという話はとても理解できないものでした。

 

「本気でおっしゃってるんですか?」

「もちろん」

 

「一部私のせいでもあります・・だから、一緒に罪を分かち合わなければならないでしょう。

 ね、ミエール? お前はただ言う通りにしただけで、置かれた状況をまともに認知できず、生きるために軽い情報を出しただけでしょう?」

 

本当に視力を尽くして自分を擁護するアリアをミエールはどんな反応をしたらいいか分からず、

ただ彼女を見つめていました。

そして、そんなアリアの努力に結局アースが折れます。

 

「ミエールさんの罪が本当に軽かったら、処罰もまた軽くなるでしょう」

 

これに満足したアリアが嬉しい顔でミエールを抱きしめます。

 

「どんな判決がでるかはまだ分からないが、とにかくよかった!ミエール、これからはお姉さんが正しい道に導くよ」

 

 

そして取り調べのため、罪人たちを乗せた鉄馬車は皇城とは反対方向に消えていきました。

不満そうなアースにアリアが声をかけます。

 

「皇城に帰られますか?もしよろしければ、馬車に同席してもいいでしょうか?」

 

アースはこれからやることが山積みだったはずだから、場を設けてもらうよりは、帰る道すがら対話を終わらせようと思っていました。

 

「それよりは近くでお茶を飲むのはどうでしょうか?お嬢様とお茶を飲む時間くらいはあります」

 

「僕も同席してもいいか?」

 

と話を聞きたかったようで、ローハンがすぐに顔を出したが、

アリアが答える前にいらだったアースの答えに遮られました。

 

「いや、お前のやるべきことはおわったはずだから、早く自分の国に帰りなさい」

 

「ひどいなぁ、あえて反逆の誘惑を振り切って味方になって・・・」

 

ローハンの小言を遮って、同席を断りました。

結局ローハンは意味深長な言葉を残し馬車に乗って消え、アリアもアースとお茶をのみながら対話をしようと場所を移しました。


アリアはなぜミエールの厳罰ではなく、罪軽減を懇願したのでしょうか?

そこにはアリアなりの考えがあり・・・

長くなったので次回ビックリマーク

 

明日のネタバレ記事はお休みしますビックリマーク

次回は26日の予定です。(日曜日の更新はお休みします)

ではまた==