題名の通りである。左派はもちろんのこと,右翼の方々も本当に日本を救いたい,取り戻したいと考えているのなら,好き嫌いに関係なく社民党を伸ばすしかない。もちろん,日本を米国に売り渡す安倍晋三を支持するなど言語道断。

 なぜ社民党を推すかという話でいえば,もちろん「国政政党」のなかでは政策が最も正しいからである。例えば外交政策。社民党は日本に於いて最も対米自立志向の強い政党で,更に近隣アジア諸国とのパイプも深い。ここは志位日共と異なる点で,日共は中露朝ぜんぶに喧嘩を売るから危険だ。一方,社民党は旧社会党時代から培ってきた,優れた外交ネットワークがある。

また経済に関しても正しい。社民党は小泉や安倍が進めようと躍起な「米国式新自由主義・弱者切り捨て・社会保障縮小」に明確な反対を唱え,公務員叩きの風潮が強まるなかで「公営病院の死守・教育の過度な民営化反対」も主張していて,至極真っ当な話であろう。教育や医療というのは人民の幸福や人生に直結する課題であり,何でも民営化・何でも市場化するわけにゃいかん。日本に必要なのはまさに社会主義・大きな政府であって,人民のためなら惜しみなく公金を用いるべきなのである。また,一部右翼からも評判の悪い竹中平蔵を国会にて糾弾したのも,社民党・福島瑞穂議員だ。

 更に社民党は労仂移民の受け入れに反対しているのである。福島瑞穂議員を中心に社民党は「移民の安易な受け入れは日本人民の雇用を奪うことになるし,移民は安い賃金で酷使され,大企業が喜ぶだけ」という主旨で,安倍の進める「奴隷移民の受け入れゴリ押し=日本人民も移民も不幸にする」の断固反対している事実を知るべきだ。安倍こそ悪魔的売国奴ではないか!

 また女性の社会進出も進め,全体の貧困を減らすことに最も積極的なのも社民党だ。時代錯誤な極右は女性の社会進出にも反対するが,そんな男尊女卑理論・男が大黒柱という暴論が通用するのは,戦後ではかつての日本だけ。実際に性別平等で共働きが普通の中国は日本を追い抜いたし,フランスも出生率が高いのだから。

 左派から見て最も応援すべきが社民党であるのは明々白々にして,右翼から見ても「米国の属国から抜け出し,真の独立と誇りある立派な日本」を創れるのは社民党だけ。いまさら自民党に何を期待するのか?ーー米国の犬,経団連の犬ではないか!維新は更に酷いピエロ集団だし,日共はアテにならんし,民進は怪しい右派分子が紛れ込んでいる。公明は池田カルトだしね。

 とにかく,今の最悪な状況を脱するには左派であろうと右翼であろうと,社会主義者であろうと反共主義者であろうと,好き嫌いに関係なく社民党に投票するしかない。

 金持ちに媚び,庶民を苦しめ,米国と共に沈むのか。あるいはアジア諸国と平和を築き,誰もが幸せな国を築くのか。皆の判断が求められている。