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在り方変えれば世界が変わる - ドイツ在住ライフコーチの日記

2007年よりドイツ暮らし。
世界中にクライアントがいるプロのライフコーチです。
コーチングの魔法で誰かの人生に変容を起こす毎日の気づきを記録します。

こんにちは。 

ホリスティックライフコーチの

シュッツ具子です。

 

コーチングセッションでほんとーによくある

問題の根本原因、第一位は

 

コミュニケーション

 

かもしれません。

 

 

職場でも、パートナーでも、家族でも、友人でも、うまくいってないなら大体これ。

 

大きく分けると2つのテーマがあって

 

①相手の大切にしていることを知らない

②やり方はひとつではない、ということを知らない

 

に起因するのではないかと思っています。

 

たとえば、

  • とにかく期限に間に合うように仕事をして欲しい上司
  • 自分が納得いくまでじっくり仕上げたい部下

みたいなふたりが、自分の大切だと思っていることに対して、なんの会話もしたことがないとします。

 

そうすると上司は、

すごいクオリティのものを出してきた部下に、


締め切りが遅れたので何の評価もしない、

どころかマイナス評価をする、

なんてことが起きたりします。

 

そして部下は、

何でそんな評価がついたのか訳がわからず、

上司に不満を抱くようになる。

 

ということが起きるのは、一目瞭然ですね。

 

これはまず

 

①相手の大切にしていることを知らない

 

があるから起きてしまうことです。

 

だから今もしあなたが自分の環境で


「私は相手が一番大切にしていることを知っているか?」


と考えてみた時に、

その答えをすぐに回答できないのなら、

まずはそれを知ることが大事になります。

 

ここは推測するとかではなくて、シンプルに聞けばいいのです。

 

さっきの部下と上司なら、

 

「このプロジェクトであなたが大切だと思っていることは何ですか?」

 

と聞けばいいだけです。

 

夫婦や親子も、この質問を定期的にお互いし合った方がいいですね。

 

なぜかというと「近いからわかっている」

と思いがちだけれど、

本当は全然わかっていないことが多いから。

 

会社とかプロジェクトだと、大切にすべきものが

最初から共有されていることもあるし、

会社の理念などを見直せば

明らかなことも多いのですが、


理念や信条がきちんとまとめてあって

家族みんなで共有されています、

っていうご家庭はなかなかないですよね。

 

これ、長年の信頼関係が

すでに崩れてしまっている場合、


聞いたからってすぐに

答えてもらえるわけではないかもしれません。

 

でも風通しの良い関係を作りたい、

と今思ったなら、

必ずどこかで通ることになる道なので、

勇気を出して辛抱強くやってみましょう。


くれぐれもすぐに答えがでないからって、

ブチ切れたりしないように。

 

そして、ここがわかってきたら

 

②やり方はひとつではない、ということを知らない

 

という次のフェーズに

取り掛かっていくことができます。

 

たとえばさっきの上司と部下。

 

上司は締め切りを大切にしていて、

部下は内容のクオリティを大切にしている。

 

ここで、どっちが正しいのか?という議論を

交わすことは全く意味がありません。

 

だってある意味、どっちも正しいから。

 

だから、こういった平行線になってしまう議論を

打破するためには、「他のやり方が必ずある」

という前提を持っていることが大事になります。

 

どちらかの意見を採用し、

どちらかが諦めるのではなくて、


お互いの大事にしていることを

なるべく守りながら、

今まだ出ていない別のアイディアを出す


ということです。

 

このフェーズに入ることができると、

これまでの「対立」という関係から

「クリエイティブに協働する」

という感覚が生まれます。

 

対立はエネルギーを失うアクションですが、

協働はエネルギーを生み出し、

パワーを感じるアクションです。

 

人と関わってエネルギーを失うのではなく、

人と関わることで、

みんなが元気になっていく方が

いいと思いません?

 

私が対立から協働に転換できた、人生で最も印象的な体験をご紹介します。

 

会社員時代、とある原料を注文しすぎ

(工場が生産計画の変更を伝えなかったため)


アメリカから輸入されたものが

ドイツの業者の倉庫に山積みになったことが

ありました。

 

年末だったのでお相手は「引き取れ」

私は、「いや、引き取らない」

の応酬を繰り返すこと1時間。

 

会議室に4人いたけど、

最後は誰も何にも喋らないという、

ものすごーく険悪なムードに。

(英国人男性1名+ドイツ人男性2名+私)

 

そこまでは「誰がミスを犯したのか?」

という問題にフォーカスしていたけれど、


昔から私は、

「でもさ、それを知ったところで在庫が消えるわけじゃないじゃん」

という考え方の持ち主。

 

黙り込んで

みんながそれぞれ何かを考えている時に、

私が閃いたのがこれ。

 

「そういえば、おたくは〇〇(別の会社)にこの製品を卸してるよね?あそこは代理店だから、多少の在庫が計上されても問題ないんじゃないの?このルートでなんかできない?」

 

こう呟いた瞬間、怒り狂っていた英国人が

「ん?っ」という顔をしてピタッと固まり、

数秒後、「ちょっと電話してくる」と

会議室を出て行った。

 

15分ほどして戻ってきた彼が一言

 

「全部解決した!」と。

 

結局、在庫はそこに置いたまま、

物の計上だけを代理店に移し、

うちは代理店経由でこれまでと同じ価格で購入。

(経理上)

 

でもモノは通常の倉庫から

うちの会社に送られる、

という流れを確立したのです。

 

これ、関わる3社とも

すべてハッピーな結果になってます。

  • 我が社は在庫を引き取らずに済み、さらに代理店に注文を入れるものの、価格はいつも通り。余計なコスト一切掛からず。
  • 原料生産者は、原料を代理店に売却したため年末経常在庫ゼロ。
  • 代理店は、思わぬ大型取引が手に入り、注文処理はするものの、配送はこれまでどおり原料生産者が行う。
 

3時間くらい費やした

ミーティングだったけれど、

この結果にはすべての人たちが大満足でした。

 

険悪なムードが一転して、

ハイタッチしたくなるような雰囲気で

会議を終えることができたのは

いうまでもありません。

 

「他のやり方がある」ということを

信頼することでしか、

この結果は生み出せません。

 

そしてもうひとつ素晴らしいのは、

こういった協働体験を育んだ人たちとは、

ものすごく強固な、まるで戦友のような

信頼感が築かれるということ。

 

これは10年以上前の出来事ですが、

まだ鮮明にここに登場した人たちのお名前や顔、

あの場の雰囲気、その後の信頼関係、

すべて覚えています。

 

これは人生にとってもものすごい財産で、

自分がチャレンジングな状況を切り開けたという

自信にもつながります。

 

 

たかがコミュニケーション、

されどコミュニケーション。

 

①相手の大切にしていることを知る

②やり方はひとつではない、ということを知る

 

ぜひこの2つの前提を大切にしながら

今日もコミュニケーションを

楽しんでくださいね。

 

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

 

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