ボードゲーム『遺産は俺のモノ』 | マイナーだっていいじゃない。だって楽しいんだもん。

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管理人自身が楽しいと思ったゲームやコミックを記事にしちゃいます。

年始にドンキのアウトレットコーナーで

入手したボードゲームです。

 

超有名作『カタン』や『ウゴンボ』を

発売するジーピー社の製品です。

 

公式サイトは → コチラ ←

 

急逝した大富豪の遺産を相続する候補者、

その数なんと12人。

 

彼らが壮絶な罠を使った殺し合いを経て、

たった一人の相続者を選ぶ過程を

ゲーム化したものです。

 

言葉で書くと物々しいですが、

立体的なギミックを使った罠の発動が

チープながらもちょっと楽しくて、

ぜんぜん罪の意識を抱かなかったり…

 

 

ゲームの肝は、ダイス。

 

1〜6じゃなくて、

2〜5(3、4が2面ずつある)を

1度に2個ふるのです。

 

それらのダイスごとに候補者を

動かすのに使うのが基本ルール。

 

自分が抱える候補者

(4人プレイなら3名、3人なら4名など)

だけでなくて、他のプレイヤーの

抱える候補者も動かせるのです。

 

さらにゾロ目が出たら、

出目を合わせて1人の候補者に

集中させたり、相続候補筆頭を

入れ替えたりする特殊ルールが

使えるようになります。

 

 

自分の候補者は罠から遠ざけ、

他者の候補者を罠に掛けるのが

ゲームの基本なのですが、

露骨すぎると自分の候補者が

バレてしまう危険性もあります。

 

割合単純なルールなんですが、

このあたりの駆け引きがあるので

展開はなかなか複雑。

 

1、筆頭候補者が屋敷を出る。

2、候補者が1人になる。

3、捜査官が屋敷に到着した際に

  筆頭になっている候補者。

 

いずれかのケースを迎えたときに

その候補者を担当している

プレイヤーが勝者となります。

 

やたらと捜査官カードが連発するので

我が家では3、以外のエンディングを

迎えたことがないんですけど…


イラストのテイストからして

陰湿な駆け引きのゲームを

想像していたのですが、

リズムよくドタバタ劇が展開します。

 

ギャグテイストで家族で楽しめる

ゲームだと思いますよ。