その場を逃れたい。

その時は、それしか頭の中にないんだと思います。。
私にもあなたにも心のなかにある自己防衛本能。

本人は、そのときだけは嘘をついて上手く乗りきったように思えます。

けれども嘘というものは必ずバレるものです。。

嘘つきは、バレてしまった時に信用がなくなってしまう怖さよりも自分を守りたい心の方が勝ってしまうのでしょう。

言われた相手は嘘をついていると気づいてもあえて本人に、

嘘ついているわね。

…なんて言わないですものね。。

でも、言わないけれども、何度もあると落胆して遠ざかりますよね。

だから、嘘つきは友達もいなければ、回りからも孤立してしまいます。

信用を失ってしまったら、取り戻すのは至難の技です。。

その場限りの嘘で固めた人生なんて…。
まやかしの中で生きているようなものです。

そのとき本当の事を言って謝るとか、反省した方がその場は辛いでしょうが信頼は失いません。

人は騙せても神様は騙せないのに。。

そんなことは頭の隅にもないんでしょう。

生きていく上で必要な嘘も確かにあります。
相手を思っての思いやりの嘘は自分を擁護するためだけの嘘とは雲泥の差があります。

信頼をなくすような嘘だけはつきたくないし、つくような人間だけにはなってほしくないとおもいます。

もし、幼少の頃から生きていくなかで、自分を守ってくれる人がいなくて、嘘をつかなければ、生きれなかった環境にあったとしても、大人になったら自己責任です。

見せかけはいずれ崩壊します。

残るのは自分の真実の心だけ。

そして、その時に、周りに誰もいなかった…。

ということがないように、生きていきたいものです。

古典主義の巨匠
ジョルジュ･ド･ラトゥール
ダイヤのエースを持つ、いかさま師

ピーコ✨嘘を簡単につける人の心。