私ね、今も、多分これからも。
キミの事を想うよ。
だって、
あんなに一緒にすごした日々は、
そう簡単には忘れられないから。
だからね、
私は、ずっと、
キミを想います。
あれは、小学校6年生のときだったね。
「樹咲~何組?」
「・・・・・・あ、1組」
「マジで!やった、また一緒だよ!!」
今日から新学期。
私、相楽樹咲(サガラキサキ)は、
この櫻庭小学校の最上級生、6年生になった。
そして、親友の北坂依乃莉(キタサカイノリ)と、
同じクラスになった。
6年1組。
小学校生活、最後の1年を、このクラスで過ごすんだ。
「樹咲、永松は?何組??」
「えっと・・・・・。1組・・・だね」
永松亮介(ナガマツリョウスケ)。
うちの、自然消滅しちゃった、元彼氏。
でも、カップルといってもそれらしいことはしてなかった。
ただ、帰り道が一緒だったから、
たまたま一緒に帰るだけとか。
そのくらいしかしてないし、
デートだって、プリクラを1回か2回、
2人きりじゃないけど撮りに行ったくらいだった。
「・・・良かったじゃん」
依乃莉の顔がにやけてる。
「ちょ、何笑ってんの?!もう、付き合ってないわけだしっ。
関係ないよっ」
それでも、まだにやけてる。
「だって、永松の態度からすると、絶対樹咲のこと好きだって!
あっちは、別れたとは思ってないんじゃない?」

