奥日光、切込湖、刈込湖
カッコウ、コマドリなどいろいろな鳥がいました🦜
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奥日光は山王峠にやってきました
天候は薄曇り、気温7℃(日中最高気温16℃)風がないので涼しくて、山歩きには最適の気象です
昨年7月に戦場ヶ原に来た時に、歩きたかったところですが、戦場ヶ原や湯ノ湖周辺を巡るだけで、体力の限界でした
とにかく戦場ヶ原周辺は広大で、じっくりと観察するには1週間くらいは欲しいところですが、前期高齢者の体力では過信は禁物です
今回は切込湖、刈込湖と赤沼から小田代原の周回コースにポイントを絞って歩きました
それでも、歩行距離は22km約3万歩、約8時間の散歩になりました(我ながら良く歩きました)
見どころがたくさんあったので、3回に分けて紹介します
#1
カッコウ、カケス、ビンズイ、ミソサザイ、コマドリ♂、コガラ、コサメビタキ、オオルリ♂、モズ♀♂、ヒガラ
#2
涸沼、切込湖、戦場ヶ原風景、ワタスゲ、ギンリョウソウ、ズミ、マイヅルソウ、ツマトリソウ、シロバナヘビイチゴ、スダヤクシュ、エゾハルゼミ、ヤマキマダラヒカゲ
#3
シジュウカラ、トビ、ノビタキ♀、ホオアカ♂、エゾビタキ、アカゲラ♀♂、エナガ、キバシリ
山王峠から涸沼までは、急斜面の九十九折の山道を慎重に下ります
周囲の林からはキビタキ、エゾムシクイなどの鳴き声が聞こえ、涸沼の向う側の山からはホトトギスやツツドリ、カッコウの鳴き声が聞こえます
涸沼に降りて小休憩していると、カッコウの鳴き声が近づいて来ました
声の方向にカメラを向けると、200mほど離れたカラマツの天辺でカッコウの鳴いている姿が見えました
カッコウ
カケス
ビンズイ
鳴き声で一番たくさん聞こえたのがミソサザイです
1羽が鳴くとその声に反応して、あちこちから鳴き声な起こります
ミソサザイの鳴き声が重なると他の鳥の鳴き声が聞こえなくなります
たくさんいるのですが、林の中で鳴いていて、羽の色が茶色の保護色で、しかも体長が10cmちょっとと小さいので、見つけるのが至難の業です
運良く倒木の上で鳴いていて見つけることができました
切込湖の手前辺りから、ミソサザイの鳴き声に混じってコマドリの鳴き声も聞こえ始めました
ミソサザイの鳴き声に反応して、コマドリも鳴いているようです
鳴き声はあちこちから聞こえますが、どの声もかなりの距離があり、半ばあきらめていました
刈込湖に到着するとさらに鳴き声がたくさん聞こえて来ますが、どれも距離があります
山王峠から2時間ほど歩いています
帰りは厳しい登りが続きますので、体力が残っているうちに引き返すことにして、刈込湖の中央あたりで引き返しました
湖畔の道も細くて木の根などの障害物だらけです
急斜面に付けられた道なので、転倒すれば10mほど下の湖面には落ちてしまいますので、当然視線は足元に注意しながら歩きます
歩きに集中していたら、突然前方からコマドリの大きな鳴き声がしました
こんな幸運なことはありません
視線を上げると、正面10m先の枝にコマドリが留まって鳴いています
自分でも興奮で手が震えるのがわかりました
気持ちを落ち着けて、ゆっくりとカメラを構えてピントを合わせます
なんとかカメラに収めることができました
時間にして30秒ほどでしょうか
ビデオに切り替えようとした時に飛ばれました
コガラ
少し目が慣れたのか、林の中で飛んでいる鳥が見えるようになりましたコサメビタキ
100mほど離れた枯木の天辺な小鳥が留まっているのが見えましたコサメビタキを見ていたら、オオルリの鳴き声が聞こえてきました
近くのカラマツの天辺でオオルリ♂が鳴いていました
枯沼に戻ってくるとモズのメスとオスが、枝に留まって鳴き交わしていました
山王峠に無事に戻ってきました
山道の出口でヒガラがエサを探していました