今日ははじめて息子を連れて病院へ。
息子は高2。
命に別状がないこと、言語に障がいが出ていることは予め伝えていたので、あまり不安そうな様子はなく、私のほうがあれこれ考えて不安になっていた。
病室のドアを開けると、夫は机に向かって何かを書いているところだった。
「おー、2人来たんだ」
ノートに目を移すと、家族や会社の人の名前、身の回りの物の名前、駅名や国名、いろいろな単語がざっくばらんに書かれている。
何気なく前のページを見ると、平仮名の五十音が。お、平仮名は書けたんだなぁ…
「あえいうお」
ん?
「かけきくこ」
「させしすそ」
「たてちつと」
んんん…?
い〜え段が全部入れ替わっている!?
意図的にそうしたのか、素で五十音のつもりで書いているのか、なんとなく聞けず一人で複雑な気持ちに…。
いや、2日目でここまで書けるなら御の字!
ここからだ、ここから!
対して息子の反応としては「あー、なんか、助詞が抜けてる感じ?」と妙に冷静で、これから回復するなら良いんじゃないの、とさほど気にしていない様子だった。
無関心なのか、楽観的なのか…
いや、まぁ、確かに今更慌てても仕方ないのだから、これが正しい反応か…。
実はこの時点でまだ主治医と話せておらず、今の状態もよく分かっていなかった。最短で明日時間がとれそうとのことなのでお願いし、その日は病院を後にした。