さくら旅~故郷両親の故郷に行ってきました。ここから二時間 国道から林道へ、そこから車一台ぶんの砂利道(かつての繁華街)、 けもの道の先に石段が・・ 不安と期待で暗い石段を登ると眩しかった。幼いころの写真のなかの狛犬がそのままいた。 そびえ立つさくらをみてる 両親が『あそこは○○さん家のさくら』『そこは○○さんちね』と人も家もない山を指さして、懐かしそう。木が目印らしい。『俺んちのくるみがない』父の一言にぞっとした くるみ好きのわたしは先祖の遺伝子をしっかり引き継いでいる 誰もいない公園、きれいだから自慢したいけど、 秘密の場所にしよう 昔は炭で、真っ黒だって 今は澄んだきれいな水が流れている 父の大きな手に花びら やっぱり似合わない しゃべり過ぎて喉がカラカラな一日。たまにはいいかな、こんな旅。