出産に向けて髪の毛を切ろうかと。



長いままだと何かと不便になるだろうから。



でもこの28年間で髪の毛が短かったことって1度しかなく



それも中学生くらいの時だったと思うから



どれくらい切ったらいいのか。はたして短い髪型が似合うのかどうか。。。



そしてせっかくバッサリと切るのに、なんかもったいないなと。



あまり気にかけてはいなかったけど



いろんな方に褒めていただけるストレートロングだから。



調べてみると人毛のカツラ用に売ることもできる。



でもそれは何となく嫌だ。



さらに探していると寄付できるところを見つけることができた!!



NPO法人JHDAC が運営している『ヘアドネーション』という制度



髪の毛を失った子どもや女性のための医療用ウィッグの制作・提供している団体だ。



ドナーから贈られた髪の毛をOne Wigとして再生させ、



必要としてる18歳未満のかたへ無償で提供することが目的。



子供たちの頭は大きさが小さいため、ウィッグを作るのが大変だという。



さらに、一つのウィッグを制作するには約30人分の寄付された髪の毛が必要になり、



費用は約10万円もかかるという。



しかも人毛のため、使用できる期間も約2年と限られてしまう。



基本的にウィッグに使用できる髪の毛は31センチ以上のものだが、



パーマやカラーなどをしていても寄付が可能であり、年齢制限もないという。



もし31センチに満たなかったとしてもほかの用途として再利用になるとのこと。



もちろん髪の毛を再生するための費用の募金 も募っている。



10万円もかかるのに無償提供だから。



全国に協賛美容室 が多々あるが、



カットの仕方(ゴムで分けて結わく。乾いた状態で切るなど)を守れば



自分が通ってる美容室でもヘアドネーションは可能だという。




私は協賛美容室 渋谷にある hair salon nano でヘアドネーションをしてもらった




10月末に7センチほど切ったのに、まだこんなに長かった髪の毛






はい。さようなら。



毛束を数か所ゴムでまとめてバラバラにならないようにする。




ここの美容室ではJHDACへの郵送を引き受けてくれるので



切った髪の毛はそのままお預けさせていただきました。





前回の妊娠・流産から、今回の出産・授乳終了までを考えると



3年は献血にも参加できない。



今回はいつもとは違う形で『誰か』の為になることができて私はラッキーだ。



現金での寄付はなかなかできなくても、私にもできる何かがある。



ズボラな私のことだから、また髪の毛が伸びて切るときは



ヘアドネーションをしようと思う。



女の子も男の子も、病気に負けず笑顔でいてくれるように。