バアバにもらった 二つのプリン。
子どもたちが食べようと冷蔵庫を覗くと…
一つ、ない!!
食べたのは誰だ?
一番協力的なのは次女
「そういえば、お父さんが冷蔵庫を見よった気がする。」
長女も加勢し
「お父さん、プリン好きじゃしね!」
容疑がかけられている 夫は
「食べたかなあ…いやいや。泥棒さんでも入ったかな?」
ふと、ごみ箱を見ると、食べたプリンのカップ
「お父さんなら、ごみ箱捨てんわ。テーブルに置きっぱなしよね。」
「うんうん」
犯人は間違いなく、長女か次女。
長女は適当に
「違う、違う~」
次女は真剣な眼差しで
「違う!私じゃないもん!!」
犯人は確定されぬまま、子どたちをは寝てしまった。
小さい事だし、悪いと思っているだろうから、もういいか。
と思ったが、夫は
「小さいウソを許すと、すぐに大きいウソをつけるようになるよ。」
だよね。
次の朝、もう一度聞いてみた。
長女
「え~?またその話?もういいじゃん!」
次女
「違うもん!」
わたし
「プリンを食べた事を言いたいんじゃないんよ。
ウソをついていることが問題なんよ。
食べたのは悪いと思ってるから言えないんでしょ?
正直に言える事が偉いよね?」
「はい…食べました…」
「お~よく言えたね、偉かったね」
さあ、食べたのは誰だったでしょう
正直に言えた子を褒めました。が、
いつもケンカばかりの二人なのに、互いに責めないってすごい。
私なら絶対に大喧嘩だな。
長女の寛大さ、見習いたい
あ、バレましたね