私にとって初めての札幌ドーム、忘れられないドームツアーのスタートになりました
今回は仕事の研修で知り合った、札幌在住のお友達をお誘いしての参加
お友達は小田さんファンではないのに、お誘いした時から『どーも』と『自己ベスト』の2枚を聞き込み、セトリを検索し、『ご当地紀行って何ですか?』というところまで予習してきてくれたというすごい勉強家、というかライブの楽しみ方を熟知している方。さすがです
そして早めに会場入りしてだらだら喋っていたら、10年以上お付き合いのあるオダトモさんとお隣であることが判明!びっくりして思わず叫んで握手しちゃいました
キャパ3万人の中で隣だなんて、すごい偶然!
札幌ドームはスタンドが1階席のみなので、とても綺麗でドームとしてはこじんまりとして見やすそうでした。
『スマコン見るなら札幌ドーム』と言われていたお友達の言葉がよく理解できました。
それでもアリーナツアーに比べても、ものすごく長い花道で、花道の幅は少し広くなり、その分高さがいつもよりついていました。
花道の両脇に蛍光塗料がついたデコボコが着いてました。落ちないでね・・・・
いつものサブステージが、照明が、そして8面モニターが小さく見えてしまうのは、会場がドームになったからなんですよね~
JRが事故か何かでストップしていたらしく、開演を30分遅らせて18:30にスタート。
いつもと同じオープニングアニメ、いつもと同じ衣装で小田さんが登場。
ただし花道が長い分、アニメのツアトラのドアが閉まった瞬間にステージに登場してましたが、それでもアニメ終わりでも追いつかなくてデベソまで走ってました。
・『ツアーを始めて4ヶ月が過ぎました。今日からドームツアーのスタートです。”その日”がいつになるのか全くわかりませんが、今日も明るく、楽しく盛り上がって行きたいと思いますので、よろしくお願いいたしまーす!』
ラブ突からいつも通り走って、花道おりていましたが、花道の先端は本当に遠くて、もう小田さんがどこにいるかピンスポでも追えないくらいでした。
・『こころ』の後は、季節的に『夏の日』じゃないし、何やるのかな~と思ったら『正義は勝つ』をワンコーラス
キーを二度か三度落としていたのでちょっと違和感でしたが、この曲も好きなので嬉しい
・『今回は豪華にストリングスの方々も参加していただいています。敬語ですが(笑)みんなの中にはヴァイオリンの音を生で聞く、という方もいらっしゃるんじゃないでしょうか・・本当なら、秋の始めの一番いい季節に、ここでコンサートをやるつもりでしたが、あいにくこんな天気で(笑)そんな中、来ていただいて・・・本当にありがとうございます。なるべく、みんなのそばに行きたいと思いますが、なんせ年齢もあり(笑)どこにどれだけ行ったとか、なかなか覚えていられないので、”こっちにはあんまり来なかった”ということもあるかもしれませんが、頑張ります。それでは新しいアルバムから・・・』『誰れも、どんなことも』
・サブステージに移動した後、いつもならひとしきりMCしてから歌うのですが、何も喋らず『次の曲に行きたいと思います。”たしかなこと”』のみ。開演時間が押したからMCカットしたのかな~って思っていたら・・歌い出してすぐに小田さんの声がちょっと揺れました。モニターのup見ると、小田さんの目が真っ赤に充血してる、鼻も赤いし、泣いてる・・・?
アリーナ前方の席だったので、大画面をガン見していましたが、やっぱり泣いてる・・でも、何とか歌い切ろうと必死に目をぎゅっとつぶって、声を張り上げている・・・もうその姿だけで涙ぐんでいた私ですが。歌い終わった後も、まだ目も鼻も赤い小田さん
・『一昨日と昨日で、何とかこの広さを把握しようと、頑張って(花道を)走ったんですが、なかなか難しくて・・・何とかみんなにこたえたいと思いますので、かなえられることは何でもしますので、言ってください・・・ここで野球観戦したことある人?んじゃ、ここが始めての人・・8:2くらいだな(笑)みんなやっぱり日ハム応援してるの?ダルビッシュすごいね~大リーグとかいくのかね~行ったら寂しくなるか、でもそういうところで活躍する姿とか見てみたいよね』
・・・ここまでのトークは、いつもの小田さんとは明らかに違いました。
話したいことがあるから話すのではなく、泣かないように、雑談のように話して気持ちをこらえている感じ。
ものすごい笑顔なのに目が真っ赤っかで・・・大泣きしている姿より、こういう方が弱い私。もう思い出すだけで泣けてきます
普段だったらまず泣かないこの2曲『たしかなこと』『若葉の人』で私は大泣きでした
・『若葉の人』を歌い終わったあたりから、ようやくいつもの小田さんのペースに戻ってきました
『最近困るのが、CDに巻いてあるセロファン、あれがなかなか取れないんだよね~。どうしてあんな風になってるんだろう(笑) しかもCDには細かい字がいっぱいで(笑) 若い頃はそんなことなかったよな。もういまは辞書を見ても、この字は『目』なのか『日』なのか、もしかして棒は3本かとか思ったりして(笑)』
・『せっかくこんなにいっぱいいるんだし、僕は普段手拍子とか強要しないんですが、”俺はそんなことしねーよ"という方は黙って見ていていいんですよ(笑)でもせっかくだからみんなで・・これは裏で手拍子するんだな・・・ンタ、ンタ・・(と裏打ち(アフタービート)の手拍子の練習をして)こんなに音がずれちゃうの~~ま、いっか』
アコースティックバージョンの『勝手に寂しくならないで』
これがものすごく難しかったです
歌を知ってて、一緒に歌えるファンですら難しいんですから、多くの方には無理じゃないでしょうか~~
『勝手なオトコの歌を歌いました』えぇ、本当に 同じコトを女性が言ったら、果たして男性は許すんでしょうかー なわけないよなぁ
・『最近は英語の歌を歌うこともほとんどないんですが、これは昔みんなでコンサートをやっていた頃に最後に歌った歌を・・』『today』
歌のあと、会場が静まりかえっていると『昔のフォークのコンサートってこんなかんじでしたねーシンとしちゃって(笑)』いえ、マナーが良くて、みんな小田さんのMCを聞こうとしているんだと思いますが
『札幌と言えば、もうこの話はこれで最後にしますが、むかし道新ホールというところで・・今もあるの?北海道新聞のだから道新ホールだよね。73年から75年くらいの間、もう40年も前のことですよ(笑) お客さんが入るあてもないのに、キャパ1000人くらいのところでまだ2人だったOff Courseでリサイタルやって、お客さんは13人しか入らなくて(笑) しかもその13人は北海道で医者やってた先輩がかき集めた看護婦さんで(笑) 13人しかいないのに「アンコール!アンコール!」ってやってくれて、悲惨ですよ(笑)それがもうこんなに集まっていただいて。いえ、私は決して思い上がってはいませんよ(笑) もうこの話は今日で打ち切りにしましょう』
道新ホールの伝説は有名ですが、13人が知り合いによってかき集められた方々ということは初めて知りました。小田さんがいい曲を書き続けて、歌い続けてくれるからのドームツアーだとは思いますが、それでもこんなに人気ある小田さんをファンとして誇らしく思います
・『話をしようと思いましたが、やめますか(笑)開演押しちゃったし(会場からえーーというブーイング)あ、そうじゃぁ・・尾藤イサオという方がいてチャンチャカチャンチャカチャーン、ベイビー、俺の負けだ~という歌を歌っていて、明日のジョーの方が有名なんですが、私はその曲を知らなくて(笑) 以前見た映画で(演技が)とても良かったので、是非自分の映画に出てもらいたいと心にとめておいて、2本目の映画に出ていただいたんですが。後から聞いたんですが、僕のことをどっかの金持ちのボンボンと思っていたらしくて、歌を歌うことも知らなかったらしくって、結構ショックでしたね~「歌うんだぁ」って言われて(笑)それからは優しくしてもらいましたが(笑)』これも有名な話ですよね~
・『風の坂道』では最後の本当に、大切な・・のあたりでまた声が揺れました。あぁ、今日の小田さんはずっと感激して涙なんだなぁ、ともらい泣きしそうになったところでそれを、忘れては・・でピアノを思いっきり間違え、私は泣かずにすみました
・ご当地紀行:羊ヶ丘公園(2002年のスケッチでは、あえてドームを描かなかったのに、ここでコンサートをやることになったw)、ポールタウン(地下街)、大通公園で焼きもろこし(北海道に住んでいたら、毎日食べちゃうな~~うまいな~~、と小田さん)北海道神宮、ポルトルージュというcafeでジンジャーシフォンケーキ(北海道ジンジャー、とダジャレを言う小田さん)滝野すずらん公園など・・
・『優しい雨』の大サビではサブステージ天井から銀色の紙吹雪が降ってきました
小田さんにとって『優しい雨』は銀色なんだぁ
・そして『Yes-No』ではいつもより長い園山さんのsaxソロ、万作さんのカウントで演奏が始まると思った瞬間にメインステージでバンッと火薬が爆発
テンション上がっていた私たちは『ジャニコンかよ』と大笑いの大受け
・アンコールではみんなでsaxを持って登場。テアトロンに続きの『moonlight serenade』
園山さんがクラリネット、栗尾さんがソプラノサックス、いなPと小田さんがアルトサックス。
このアルトのお二人がかなーりへっぽこで、音を間違えたり、派手にリードミスしたりしてました
・花道だけじゃなく、アリーナの客席に入り、スタンド席まで登っていった小田さん。花道で落ちそうになったり、スタンド席の階段でちょっと滑って転びそうになったり、もうハラハラしどおしでした
『キラキラ』では予想通り自転車で外周を歌いながら走ったり
付き添っているスタッフはマジでダッシュしてましたよ
それだけじゃなく、みんなに思いが届くようにと、何度も何度も花道を駆け抜ける小田さん。息も絶え絶えで歌ったりしていましたが、小田さんはそれでも思いを最後列まで届けたかったんだろうなぁ、と感じられる走りっぷりでした
・ダブルアンコールでメンバーみんながステージから去った後、アコギを抱えてささやくように2回『楽しかったね、楽しかったね』その笑顔でまた大泣き
『君のこと』はやっぱりコードを間違えてましたが
最後の最後に叫んでくれました
『また会おうぜ~~~~~~っ』
ドームツアー開始にふさわしい、すごく素敵な感動的なライブでした
お誘いにのってくださったお友達
どーもありがとう~~~
KAZUMASA ODA TOUR 2011
どーも どーも
その日が来るまで
09月03日 札幌ドーム
明日
ラブストーリーは突然に
こころ
正義は勝つ
誰れも どんなことも
こたえ
たしかなこと
若葉のひと
勝手に寂しくならないで
today
メドレー(I LOVE YOU~切ない愛のうたをきかせて~good times & bad times
~めぐる季節~水曜日の午後~少年のように )
緑の街
風の坂道
ーご当地紀行ー
グッバイ
思いのままに
愛を止めないで
the flag
やさしい雨
Yes-No
キラキラ
伝えたいことがあるんだ
緑の日々
今日もどこかで
さよならは言わない
東京の空
hello hello
~Encore~
moonlight serenade
忘れてた思い出のように
またたく星に願いを
言葉にできない
YES-YES-YES
いつもいつも
君のこと