私の闘病は、鍼灸師と二人三脚状態でした。
そんな鍼灸師との出会いと今までを少し書きますね。

鍼灸治療は中医学になります。

中医学とは、数千年という長い歴史に裏付けられた、理論と臨床経験に基づく中国の伝統医学です。
中医薬学が漢方になるとおもいます。
二つ合わせて東洋医学になるのだとおもいます。

人間が本来持っている免疫力を最大限に引き出し正常な状態に導き病気の根本的治療を目的とします。

私が鍼灸師にであった頃、ボロボロでした。私の身体は、自分が思ってるよりガタガタだったとおもいます。

2017年怒涛の仕事が一息ついてほっとしたとたん数多の不調に病院巡りをしてました。

⭐️胃痛、胃酸過多は日常
⭐️頭痛薬は常備薬
⭐️肩は上がらず、うつ伏せでベットの上に手が置けませんでした。
⭐️下血で消化器内科へ駆け込んだことも
⭐️噛み締めによる顎関節不調
⭐️背部痛
⭐️あくびが出来ず、息苦しい時度々
⭐️謎の腹部痛
⭐️アレルギーの悪化
⭐️謎の胸痛
⭐️乳がん検診の経過観察乳がん疑惑
⭐️過多月経
⭐️度々の耳鳴り

 等々

半年の間に、どれ程の病院を巡ったことか。

でも、極度の肩凝りと腰痛持ちでしたので、整形外科、カイロプラティック、マッサージのお金は惜しまずに使っていました。

レントゲン、上腹部CT検査、血液検査、頭部CT

全て問題なし

たどり着くのは自律神経不調と更年期疑惑のみでした。

今にしておもえば、この頃きっとリンパ腫発症していたのでしょうね。

濾胞性リンパ腫の初期症状と、合致するものが幾つかありました。

この時、下腹部CTも撮っていたら見つかってたかもしれませんが、膵臓が気になったので上腹部のみの画像のためこの時は小さくて腹部腫瘍が写らなかったとおもいます。

濾胞性リンパ腫の初期は年単位で経過観察しますからね。

不調があって放置することは私はありませんでした。

必ず病院に行くし、検査もします。

ただ……、日常的にあって当たり前の不調が多くて身体の声に鈍感になっていたかもしれません。


この頃の私は、肩凝りの治療としての鍼治療は何度も経験してました。

電気治療も、自分でもかなりの道具を購入してました。

でも……私の腕は、物を持つことも苦痛になりテニス肘用のバンドをしないと日常生活が送れませんでした。

整骨、整体、マッサージ……
どれ程の通ったことか……

そして、腕が日に日に使えなくなった頃耳が聴こえにくい事に気づく朝がやってきました。

突発性難聴でした。

突発性難聴を後遺症無しに完治させる事が難しい事を知っていました。

叔父も叔母も突発性難聴で、今は補聴器がなければ生活が送れません。

そして、西洋医学で突発性難聴を完全完治させる確率は3割程しかありません。

突発性難聴は、西洋医学が苦手とする疾患です。

そして、最初の一週間が完治までの確率に大きく左右します。

もし、耳が少しこもった感じがしたら様子見をしないで耳鼻咽喉科に行って下さい。

時間勝負です。

西洋医学は、ステロイド治療後はビタミン剤と数種の漢方薬を出すだけでした。

そして半月で『右耳聴力は.諦めた方が良い』と言いました。

でも、私は突発性難聴と診断された直後に鍼灸治療で突発性難聴の治療を得意としている処を探し、彼に出会っていました。

未だ最初のステロイド治療をしている時から、鍼灸治療を取り入れていました。

鍼灸師に聴力は戻らないと言われたことを伝えました。

その時、彼が言った言葉を今も忘れません。

『西洋医学は、ステロイドを出すしか手がないんです。後出されてる漢方薬は東洋医学でしょ?東洋医学に限界は有りません。大丈夫です。』

突発性難聴の世界は、本当に辛い世界です。

誰か、この世界を日常に戻してと藁をも掴む気持ちで日々を過ごしてます。

聴こえる音が不協和音となったり、割れたり、聴こえなかったり、唐突に耳を押さえたくなる音として攻撃してきます。

そして、めまい、ふらつき、ありとあらゆる耳鳴り……

そんな世界。

彼の言葉が、最初の私の支えとなりました。

そして……3ヶ月後
突発性難聴の後遺症は未だありましたが、聴力は戻りました。

その頃、西洋医学は聴力は諦めて、悩む耳鳴りにはこんな言葉を私に告げました。

『耳鳴りは皆が持っている物なんです。それを気にするか気にならないようにするかです。』

二件目の大学病院の耳鼻咽喉科の言葉でしたね。

この時から、耳鼻咽喉科は有効な漢方薬を出してもらうところ。

そして、鍼灸治療の効果の聴力を確認するところとなりました。

私の聴力を取り戻してくれたのは、東洋医学の鍼灸治療です

それから、数多の上記⭐️の不調も西洋医学が見放した全てを、彼が……一つ、一つどちらかと言うとまとめて?なのかな?対応してくれました。

かなりのお金は使いましたけどね。
保険適用ではない鍼灸治療は高いです。
その値段に二の足を踏む人も多いと思います。

でも

私、突発性難聴になって鍼灸治療を始めようと思った時決めたことがあるんです。

【補聴器は30万仕事。それでも一生の不便が付きまとう。30万はこの鍼灸治療に惜しまずに使う!】

で、30万使う頃には聴力は戻りました。

それ以外の不調も変化を始めてました。

自律神経不調も更年期疑惑も、鍼灸治療の得意分野です。

で、今ではいくら使ったのか(笑)
でも、その価値は有ったと思っています。

その変化は、次に少し書きますね。

おやすみなさい。