バタバタしている間にスケートカナダが終わってしまって

見られて良かったです。

ミノ母です。

 

えー

10月25日金曜日のお話です。

 

前の日から

「明日は雨らしいね~」

「でも台風はこっちに来ないから、

 前みたいなことにならないよね~」

「何の準備もいらないよね」

市民はみーんな思ってました。

 

 

早朝から大雨

でも前の時と違って

電気はついてるし

電車も動いてる

 

ずぶぬれになりながらも

普通に出勤して

仕事をしているときは気が付かず

納品業者の人たちが今までではありえないような重装備なので

「あれ?」

と思っていたら

お昼には

会社から出られないほど

水が溜まていて

(会社の前が低いから)

長靴だったんですけど

上から入ってきて意味なし。

道路が川になっていて

濁流が渦巻いてて

下水には収容しきれてなく

あふれかえっていて

幸い

雷はなってないし

風もなく

ただバケツをひっくり返したように

雨が降り続いてるだけ

 

泳ぐように家まで来ると

自宅の前で車がUターンしてる

 

自宅の前の道が湖になっていて

 

玄関の2段ある階段をこのままいけば越しそうで

「え!床上浸水?」

 

「大切なものを2階に運ばなきゃ!」

 

「一番大切なものー!」

「一番大切なものー!」

 

必死に考えて運んだのが

TVの録画機器

「明日のスケカナ~」

「まだ編集してないオータム~」

「オリンピックー!」

絶対大事!

 

羽生選手の録画済みのディスク

これも大事!

 

もう後はいい!

考えつかない!

 

玄関を行ったり来たりしながら

あと10センチ

あと5センチ~

ひー!

 

となってるところに

電話

「包括センターから連絡網です。

 避難所が○○小に開設されてますが、今お年寄りが非難するのは危ないので

 問い合わせがあったら少し落ち着くまで様子を見るように。」

 

え!

非難しなくて大丈夫なの?

何かあったらどうするの?

 

自分の家どころじゃなくなって

 

ジャンジャン市からのお知らせメールが来て

「高崎川危険水位に達しました

 ○○地区は避難」

「××町避難」

JRの方が大変なことになっているらしく。

 

「ここは大丈夫かな?」

と心配している間に雨が小降りになって

3時過ぎにほとんど止んで

安心していたんですが、

 

今度は

「印旛沼が危険水位に達しました」

のお知らせ。

印旛沼は……

ウチも危ない

でも避難勧告出てないし

 

様子を見てました。

 

不思議なのが

もう一つ鹿島川というのが流れてるんですが

この川の情報が何も来ない

印旛沼と高崎川が危なければ大概鹿島川もなんですが?

 

そうこうしている間に

市内大渋滞!

家の前の道も車が連なっていて全然動いてない。

いつも5分の所に一時間以上かかって

水没している道路があっちこっちにあるらしく

水につかった車がそこかしこに乗り捨ててある状態

この渋滞はおとといぐらいまで続いていました。

 

夜になって

家の周りは避難解除になったので

一晩中消防自動車の鐘が鳴ってたのですが

安心して寝てたんです。

 

次の日

やけにヘリコプターが飛んでるなーと思ったら

鹿島川が夜中に決壊して

線路の向こう側が大洪水

水位計が故障していて危険水位に達しているのが分からなかったと

亡くなった方がいなかったからよかったものの

「何もできなかった」と

被害にあわれた方にお聞きして

もう少しあふれていたら

ウチも危なかったわけで

 

今年が特別ではなく

これからは毎年

台風が直撃するかもしれない

 

避難のタイミングと

近所との連携を

よく考えていかないと

大変なことになりますね