司会として 英語での挨拶 | バイリンガルMCみのはかおりのブログ

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バイリンガルMC,日本語と英語で進行する司会者として、国際結婚披露宴、国際会議や各イベント司会を承っています。

こんにちは。バイリンガルMCみのはかおりです。私の仕事で一番多いのがウェディングの司会です。秋はまさにウェディングシーズン!先週と今週末は日本語司会、来週末は日本語 英語のバイリンガルMCでのウェディングです。

今日は、司会として英語での挨拶についてあれこれ書きたいと思います。

挨拶は大事です。いい挨拶はコミュニケーションを円滑にしてくれます。

第一印象は30秒で決まるとも挨拶の10秒で決まるとも言われます!私が実践している司会としての英語での挨拶のポイントをちょっとご紹介。バイリンガルMCとしてのポイントなので、ちょっと限定的なシチュエーションになると思いますが、ふむふむと思っていただければ嬉しいです。主な場面は3つ、新郎新婦との初対面の挨拶、ゲスト全体に対する挨拶、ゲスト個人に対する挨拶、です。


<新郎新婦との初対面の挨拶>
ウェディングでは、パーティの約1ヶ月前に新郎新婦が司会と会い打合せをします。そこで、初めて司会と顔をあわせ挨拶をし、パーティの司会進行を決めたり、パーティのご希望のイメージや展開のすり合わせをします。

初対面だけに、お互いドキドキします。どんな英語の司会者なのか?どんなお客様なのか?お互い思っています。ご対面です。私が挨拶で大切にしているのは、「アイコンタクト、握手、英語で仕切ること」です。挨拶でアイコンタクトは当たり前~!と思われるかもしれませんが、目はその人の心境が出ます。挨拶でバッチリ強めに目を合わせ、私があたなのパーティの司会者ですよ!と相手と向かい合う姿勢を示します。逆に、挨拶のアイコンタクトでお客様の心境を探ることもできます。何か心配事がありそうだな?とか、リラックスした状態だなとか分かります。

あとは挨拶の時の握手ですね。必ず会ったその場で握手をします。これは自然なことですね。国際結婚のカップルなので、新郎新婦どちらかが日本の方ですが気にせず握手します。そして英語で仕切ります。当然のことながらお客様はどんな英語を話すのか、私の英語をチェックしています。例えば、Hello, nice to meet you. I’m Kaori MC. Congratulations! I’m very happy to be part of your wedding party, I’ll do my best! のように挨拶してから少しおしゃべりします。英語、発音、人柄、安心して司会を任せられるか、フレンドリーか、ホスピタリティを感じるかなどなど、きっと挨拶から英語以外のことも色々見ていらっしゃるでしょう。

中には司会としてというより<私自身>に興味を持ってくださる方もいます。余談ですが、まれにボーイフレンドは外国人か?とかプライベートに突っ込まれることもあります。それだけ打ち解けられたら、その後の司会打合せはとてもやりやすいものです!挨拶から少しお話ししたら、今日の司会打合せは英語がいいか日本語がいいか伺って打合せスタートです!Which language would you prefer for this meeting, English? Japanese? お客様によりますが、大抵の場合、英語で進めるご要望が多いです。


<ゲスト全体に対する挨拶>
Hello everyone, may I have your attention please? とか、Ladies and Gentlemen, thank you very much for coming to the wedding reception party of Mihoko and David! など、ゲスト全体に対する最初の挨拶は大切です。司会第一声の挨拶は特にクリアにアナウンスします。ゲストの目を見ます。英語のときは、英語を話すゲストを見ます。プラス笑顔!あなたに話してますよーとアピールしているように! すると有難いことに、皆さん私に注目してよく聞いてくださいます。オー!英語でも進めてくれるのネー!と喜びを表現してくださる方もいたり、アイコンタクトやジェスチャーで表してくださる方もいます。そんな時は、私もたまらなく嬉しくなります。もちろん司会の英語原稿にも目を落としますが、出来るだけ自分の言葉で司会をしようと心がけています。日本語も英語も同様です。伝わるように工夫します。特にウェディングは幸せいっぱいのパーティなので、華やかに明るく和やかに司会をします。

<ゲスト個人に対する挨拶>
司会は開宴前も忙しいです。祝辞、乾杯、余興、友人スピーチなどの確認に奔走します。例えば、祝辞は誰と誰で、乾杯は誰で、名前、社名、役職をご本人に直接確認します。司会打合せ時に、もちろん聞いていますが、念のため間違いがないかを必ず確認します。

ここでも挨拶が大切です。笑顔で自己紹介して、マイク位置や段取りを伝え、質問がないか確認します。ここもアイコンタクトで安心していただくことが大事です。祝辞をいただける何々様ですね、と確認すると、冗談で「I don’t think so.Should I?」プラス笑顔でニコって返されたり、緊張してるからスピーチのこつを教えてと聞かれて「Enjoy!」と答えて励ましたりすることもあり、反応が色々で面白いです。英語の場合、挨拶から適度にフレンドリーに接することが歓迎されます。私もそういうやり取りが好きなので適度にお付き合いします。また、スピーチが英語なのか日本語なのかも必ずチェックします。

事前に原稿なしで通訳のリクエストがある場合は、ここでスピーチの内容をヒアリングします。ゲストの皆さんが席に着いてから開宴前の短い時間に色々やるということです。パーティで皆様に心地よく過ごしていただくために、全て必要な司会の仕事です。

ということで、今日は、司会として英語での挨拶についてあれこれ書いてみました。
来週末のパーティもオーストラリアからのゲストが沢山いらっしゃるので、気持ちよく挨拶します!今日も最後までお読みいただきありがとうございました!


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