2015年8月22日(土)須磨港に係留している仙正丸と言う乗合船で第3回キス釣りマッチが行われた。仙正丸は須磨駅から徒歩3分にあり、私の行きつけの乗合船となっている。
キスマッチとは6月ぐらいから土曜の午後に出るキスの乗合船で、その船の1位になった人だけを最終回に集めて戦わせるものでレベルが高い。今年の参加者は11名。私も今季、辛うじて一度だけ1位タイを取りシード権を得ていた。(後に船長の奥さんで若女将の美鈴ちゃんから聞いたところ、私は予選で1位にならなくとも初代チャンピオンなので呼んで貰える事になっていたらしい・・・・。ま、これ程、売上に貢献しているのだから当然と言えば当然かも知れないが。)
第1回大会では、2位とは2匹差でまぐれで優勝した。
昨年は○高さんに1位をを奪われ、しかも3位にさえ入ることが出来ない散々な結果だった。
今年は自作仕掛けに更なる工夫を凝らし、絶対優勝するぞ!と言う意気込みで臨んだ。勝負はきっちり4時間。2時間経過時の結果発表では順調にトップをキープしていたが終盤、外道の鯵、カレイ、トラギスなどに悩まされている内にタイムアップとなった。
最終結果は優勝者32尾、私は29尾と3尾の差で勝ちを逃してしまった。(涙)
本来、キス釣りとは、のんびりとその小気味良い引きを楽しみながら行う釣りだが大会となると楽しむどころか、如何に手返し良く釣るか、如何に数を釣るかに集中し過ぎ、余り楽しむことは出来なかった。
淡水の釣りはヘラブナに始まり、ヘラブナに終わる。海の釣りはキスに始まり、キスに終わると言われる。これは、初心者にとっても釣り易い魚であるのだが数を釣るには道具、仕掛け、餌、身のこなしなど極めねばならない要素が沢山ある奥深い釣りであるのだ。
