西洋占星術の時期予測というのは様々で、

手法が数多く存在しますが、

やはりあれもこれもとするとブレてきますので、

的中率の多いものを使用していく方が良いと思います。

さらに、実際の鑑定ではいかにスピーディーで的確であるかを求められますので、

実務的であるかどうか、時間をかけずにきちんと読み取りやすいものであるかを日々模索しております。


私がよく使うのが太陽回帰。

大体その一年の中のテーマとか、

気をつけることとかが出ますので良く当たります。


毎月の運気として、

精神的な心理作用はプログレス(特に月)で見ることが多いです。

あとは他の天体も「ドデカテモリー」を出して考慮することで、多少の度数の変化でも、傾向が変わってきます。(鏡リュウジ先生がご紹介されていた手法です。)

なので、相手の気持ちが必要な「恋愛」では、

特によく使える手法かと思います。

やはり連絡がつきやすいタイミングとかは、

相手の「気分」も大きく関わりますので。


あとは新月の状態がその人のネイタル(出生図)に

どのような影響を及ぼすのか、も

興味深いテーマであります。

実際新月はそのひと月の影響を

受けやすくなりますので(0度、180度は如実)、

新月のチャートを月ごとに出して、

出生図と0度、180度の天体を確認しておくとより分かりやすいかと思います。


実際、一年の運気を当ててほしいとなると、

上記3個の手法でその一年の天体の状態などを

全て見ると大体当たりやすくなるとは思いますが、やはり時間的に難しいというのは現実的な話になります。

あと労力としても負担が大きいですね…。

占う側も人間ですので…。


なので、まずは大まかな一年として太陽回帰で読んだことをお伝えし、タロットでも確認をする。

(ホロスコープスプレッドが使いやすいと思います)

そして、大体直近3ヶ月くらいの運気を、

プログレスや新月の影響も含めて見れると建設的であると思います。

3ヶ月というのはタロットの結果の期限の目安としてもよく書かれていることや(絶対に3ヶ月を指すわけではありませんが)、

春夏秋冬の移り変わりによって運気の区切りがあると考えると一番使いやすい目安、指標になるのではないでしょうか。