占いについて、「当たっている」というのは

「理解出来る」ということであると思う。

そのカード、天体の意味を本人がどう作用しているかを「理解出来る」ということだ。

その為には「理解出来る表現」というのはとても必要だと思う。

例え、術者が理解出来ていても、分かりやすい「表現」でなければ、相手の気持ちに響かないからだ。


「極端すぎる」表現は火星イメージになり、相手を抉ることもあり得る。

逆に海王星イメージを上手く言語化(水星)出来れば、深い理解や癒しに繋がるのだと思う。


タロットや西洋占星術には、

根っこに深い裏付けや理由があるのだが、

それを優先し過ぎるとかえってズレたり伝わりにくくなることがある。術者側の混乱もあり得る。

まずは分かりやすい「イメージ」を持ち、

それを伝えた上で根元の裏付けを伝えていく方が相手にとっての「理解」に繋がるのだろう。


占いを受けるお客さん側としては、

分かりやすいイメージから深い理解へ進む方がスムーズだろう。

まず難解な裏付けから、簡易的な「イメージ」を説明したとしても「ああ、そういうことか。ようやく理解出来た」となりがちだと思われる。

初めて聞く情報は人を疲弊させる部分がある。


「理解」による喜びと癒しを感じた後に裏付けを聞く方が聞き入れやすくなるだろう。


「夢を与える」ことが占いの本質ではなく、

自分の気持ちを深く理解することで前向きな「夢」や「癒し」を感じられることが本質であってほしい。