今回、おすすめするゲームは、「ウィナーズサークル」です。

このゲームは、競馬を題材したゲームです。能力の異なる出走馬に賭け、もっとも多く稼いだプレイヤーが勝者です。



目次
1.ゲームを始める前に
1ー1.コンポーネントについて
(1)コマについて
(2)馬カードについて
(3)競馬コースについて
(4)コインについて

2.ゲームプレイについて
2-1.ゲーム準備
(1)駒の配置
(2)出走馬の決定
(3)賭け馬の決定
2-2.ゲームの流れ
(1)アクション
(2) 配当
3.終わりに

1.ゲームを始める前に
1ー1.コンポーネントについて

(1)コマについて
とてもしっかりした駒です。
7頭、それぞれ異なる色で、見映えもよく、かっこいいです。


(2)馬カードについて
出走する馬の能力を決める時、馬カードを使用します。

馬カードには、馬の名前、馬の能力が記載されています。
馬の能力は、馬マーク、帽子マーク、靴マーク、蹄鉄マークの4種類があり、

サイコロを振り、出た目のマークの数値分、コマを進めることができます。

例えば、下の写真の馬カード。サイコロを振り、馬マークが出たら、「6」マス、帽子マークが出たら、「5」マス、靴マークが出たら「3」マス、蹄鉄が出たら「4」マス、コマを進めることができます。



馬の能力を見極める際、注意点があります。サイコロの目は、マークによって、出る確率が違います。

馬マークが出る確率は3/6

帽子、靴、蹄鉄マークが出る確率は、1/6になります。


馬の目の出る確率も考慮して、馬に掛けましょう。

(3)競馬場について
こちらがゲームに使用する競馬場ボードです。
上には、出走馬。下には、競馬コースが描かれています。


(4)コインについて
レース賞金の配当に、コインを使用します。500、100、50のコインがあります。

こちら、表面

こちら、裏面

重厚感があって、とてもしっかりしています。


2.ゲームプレイについて
2-1.ゲーム準備
(1)駒の配置

馬の駒には、馬番号が記載されています。馬番号に沿って、馬の駒を競馬場のボードの該当する箇所に配置しています。


(2)出走馬の決定
ウィナーズサークルの豪華版は、ウィナーズサークルのルールとロイヤルターフのルール、どちらでも遊ぶことができます。


ウィナーズサークルのルール
馬カードの山札から、カードを1枚引きます。

競馬場ボードの馬が描かれている箇所に、1番枠から順に並べていきます。


ロイヤルターフのルール
馬カードの山札から、カードを1枚引きます。

引いた馬カードの色と

競馬場ボードに描かれている馬の色が一致する所に配置します。
1度配置された色の馬カードを引いた場合は、引き直します。


ウィナーズサークルロイヤルターフのルールの違いは、馬の能力にあります。

ウィナーズサークルは、ランダムに馬のカードを配置するため、レースによって、

出走する馬の能力にばらつきがあります。

一方、ロイヤルターフは、出走する馬が下の写真の7頭で、決まっています。

そのため馬の能力が一定です。例えば、白色の馬の能力を見ていきましょう。

すべての白色の馬カードの馬マークの数値は「2」です。他のカードも同じように馬マークの数値は一定です。

※その他のマークは異なる。


(3)賭け馬の決定
プレイヤーは、「2」と書かれた賭けカードを1枚、「1」と書かれたカードを2枚、ゲーム開始時に配られます。


出走する馬の能力、スタート位置を見て、どの馬に賭けか決めます。

下の写真が全員出走馬に賭けた状態です。


2-2.ゲームの流れ
(1)アクション

①サイコロ振る
プレイヤーは、サイコロを振ります。


②駒を進める
プレイヤーは、サイコロの目、レース状況を見て、駒を出走する7頭から好きな駒を動かします。


③馬カードを裏にする。
動かした駒の馬カードを裏にします。

次のプレイヤーは、裏面になった馬を動かすことはできません。


④一巡終了
①~③まで、プレイヤーごとに繰り返し、すべての馬カードが裏になったら、表にひっくり返します。

⑤ レース終了
①~④を1~3着の馬が決まるまで、続けます。

(2) 配当
レース終了後、配当表に従います。

例えば、下の写真。賭けカードが赤の人の配当を確認しましょう。
赤の人の賭けた馬が2着と3着になりました。

赤の人は、2着に「1」、3着に「2」のカードを賭けていました。賭けカードが「2」の場合、対象となる配当が 2倍です。

2着の馬は、他に賭けた人が2人いたので、賞金は「350」です。3着の馬は、1人が賭けていて、また「2」の賭けカードを使っているので、

「250」× 2 で賞金は「500」です。


ちなみに、7着に賭けた人は「-100」なので、ご注意ください。


3.終わりに
プレイヤーは、3頭の馬に掛けます。そのため、単独で掛ける馬を動かすか、2人以上で掛けてる馬を動かすか、サイコロの出目が、悪い場合、他のプレイヤーの賭ける馬をわざと動かすかといったように、いろいろな思考や利害が絡みあってレースが進行していきます。

ゴール前で混戦する馬の様子は、競馬さながらの盛り上がりでした。

競馬を知っている人と知らない人、どちらも楽しめるおすすめのゲームです。