今回、おすすめするボードゲームは、「リーダー1」です。ロードレースを題材にしたゲームです。

1.ゲーム概要
プレイヤーは、リーダー、クライマ、ルーラの3人の能力が異なる選手を使って、レースに挑みます。
3人の選手が協力して、いずれか1人の選手を誰よりも早くゴールすることを目指します
2.ゲームを始める前に
2.1コース作成
地形タイルで、コースを自由に作成するができます。地形タイルは、平坦地、ヒル、山岳、ダウルヒルがあります。
①平坦地
地形タイルを組み合わせて、作ったコースがこちらになります。
左上がスタート地点、左下ゴールです。コースの流れは、平地→ヒル→山岳→ダウンヒル→平地といった感じです。

2.2登場する選手
ゲームでは、特徴の異なる3人の選手を使用します。
①リーダー
バランスの取れた選手です。平坦地、登りの基本移動が同じ値です。
平坦地:2
登り :2

②クライマ
坂登りが得意の選手です。登りの値が高く、平坦地の値が低いです。
平坦地:1
登り :3

③ルーラ
平坦地が得意な選手です。登りの値が低く、平坦地の値が高いです。
平坦地:3
登り :2

2.4特徴能力の追加
3人の選手のいずれかに、特徴能力を追加することができます。1人の選手に複数の能力をつけることはできません。
①スプリンター・エキスパート
スプリント・ゾーンで自分のターン開始時に移動値が1ポイント追加されます。(コース上に描かれた選手のマークとフィニッシュラインの間がスプリンターゾーンです)。ルーラにこの能力をつけることはできません。
②ダウルヒル・エキスパート
ダウンヒルの地形で、自分のターン開始時に移動値が1ポイント追加されます。
特殊能力をつける選手が決まったら、以下の紙にチェックをつけます。

2.3初めの体力について
初めの体力は、全選手すべて同じです。体力数は、コースで使用した地形タイルに記載されている数値をすべて合計します。
先ほど、説明したコースは、合計値が43です。

2.5体力消耗
体力は、基本移動にプラスでさらに動かしたい時、消耗します。多く動かしたほど、体力は詳細されます。1追加で、動かしたい時は、体力消耗は1ですか、6追加で動かしたいときは、15体力が消耗されます。体力消耗は以下の通り
1移動→1体力消費
2移動→3体力消費
3移動→5体力消費
4移動→8体力消費
5移動→11体力消費
6移動→15体力消費
2.6体力軽減
自分の走行を終えたときに別の選手のすぐ後ろのマスにいる選手は、次のターンで前の選手が走行した後、スリップストリームボーナスとして移動力に+1加えることができます。

2.7 リスクのある体力消耗
山頂で進む場合、下りで進む場合、それぞれ以下の現象が発生し、体力を大幅に減らすリスクがあります。現象の発生はサイコロで判定します。
①ハンガーノック
長時間の激しい運動中に、体内の糖質(グリコーゲン)が枯渇し、極度の低血糖状態に陥って動けなくなる現象です。山岳コースで、山岳トークンの数値を超える追加を行った場合、判定します。ハンガーノックが発生した場合、通常の3倍の体力が消耗されます。

②転倒
ダウルヒルで、追加走行をした場合、判定します。転倒した場合、通常の2倍の体力が消耗されます。選手駒をコースから外し、1回休みになります。

2.8体力回復
体力回復は、以下の2つの方法があります。
①補給ドリンクの回復
補給地点を通過したら、選手は、補給ドリンクを受け取ります。補給は、自分の手番の好きなタイミングで、補給することができます。

補給する選手は、補給カードを受け取ります。
補給カードの数値は、5~2が、記載されています。どの補給カードを受け取るかによって、レース展開が変わります。

②走行による回復
基本移動+スリップストリームボーナスの数値より、移動が少ない場合、体力を回復することができます。
2.9プロトン
このゲームの最大の特徴は、プロトン(集団)です。
いつ、どのタイミングで、このプロトンから抜け出すかです。タイミングが早すぎたら、終盤、体力がなくなり、失速します。タイミングが遅すぎたら、抜け出した選手に追いつけなくなります。プロトンには、特有のイベント。パンクがあります。詳細は以下の通り。

①パンク
プロトンの中に選手がいる時、プロトン用ダイスで赤の4が出た場合、パンクが発生します。それぞれの選手は、イベントダイスを振る必要があります。「1」の目がでたらパンク発生です。パンクした選手は、次回の手番順が下がります。プロトンより前にいた選手がパンクした場合、順番がプロトンが移動した後になります。

3.ゲームの流れ
(1)(もしいれば)プロトンより前にいる選手の移動
先頭順番に選手駒を移動します。

(2)アタック – プロトンから抜けようとする新しい選手
ターンのリーダー(プロトントークンを持っている人)から始めて時計回りの順番で、各プレイヤーは自分の選手をアタックをかけさせる機会を得ます。アタックをかけるために、アタックをかけた選手は最低でも4マス移動しなければなりません。
プロトンより、抜け出した選手は、コース上に、選手駒を置きます。

(3)プロトンの追跡の宣言
プロトン用ダイスを振る前に、プロトンのリーダー(プロトントークンを持っている人)は追跡することを宣言します。追跡を宣言した場合、ダイスの目に+1の追跡ボーナスを加えます。
(4)プロトンの移動
プロトントークンを持っているプレイヤーがダイスを振り、プロトンを移動させます。
プロトンの移動が5マス以上だった場合、プロトンにいる選手は、体力を消耗します。詳細は以下の通り

■プロトン移動による体力消耗
・プロトンの移動が5マスだった場合、プロトンにいる全ての選手は体力を1ポイント消費します。
・プロトンの移動が6マスだった場合、プロトンにいる全ての選手は体力を2ポイント消費します。
・プロトンの移動が7マスだった場合(ダイス5+プロトンに選手がいないことによるボーナス1+追跡ボーナス1)、プロトンに吸収された選手は全員体力を3ポイント消費します。
(5)(もしいれば)プロトンから遅れている選手の移動
パンクやプロトンについていく体力がない、体力温存のため、プロトンについて行かない選手は、プロトンから離脱します。離脱した選手は、プロトンが移動した後に、移動します。
(6)プロトンリーダートークンの受け渡し
プロトンリーダートークンを次の手番のプレイヤーに渡します。

(1)〜(6)を選手がゴールするまで続けます。
4.終わりに
このゲーム、めちゃくちゃ盛り上がりました。やっぱりレースを題材したゲームは、熱いですね。頑張ってプロトンから抜け出したのに、サクッと追いつかれたり、レースの終盤、たくさん進もうとして、転倒したり、ドラマっチックな展開が楽しました。ゲームのインストが少し大変でしたが、ゲームはスムーズに遊ぶことができました。戦略あり、運要素あり、笑いあり(みんな思いのほか、転倒します)で、とてもおすすめのボードゲームです。
5.レース展開
せっかくなので、遊んだゲーム展開を公開します。
序盤、レースは動かず。山岳付近で、各プレイヤーのクライマーがプロトンから、抜けます。

プロトンが強烈な追い上げを見せます。抜け出した選手がプロトンに飲み込まれてしまいました。ダウンヒルで、各選手が一斉に勝負を仕掛けます。転倒する選手が、続出します。

ピンクチームが、見事な連携を見せます。勝負が、決まったかと思いきや。

シロチームの体力を温存した選手が猛烈な追い上げを見せ、勝負あり。最後まで、ハラハラするゲーム展開で盛り上がりました。




