ピアノとアトリエと | トヨダミノルの実の無い日記

トヨダミノルの実の無い日記

色んな角度で楽しめればそれでいいのです。

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ルンヒャンの画家のお爺さんのアトリエにて、
ピアノを弾くパクスケさん。

お爺さんからの、
筑豊ボタ山のお話。
炭坑での話。
たくさんの人が生きて、
たくさんの人が死んで、

たくさんの人が…。


『知識』ではない『知性』を教えて頂きました。


実家にいる、うちのばあちゃんは、
家にあったピアノを人知れず弾いては、
何か昔の民謡のような唄を歌ってました。

誰かに聴かせるわけでもなく、
いつも同じ曲で、
決して流暢に弾いているわけでもないそのピアノ以上に、
本当の『ブルース』を聞いた事はありません。


生きるという事は、
こんなにも身近なものだと。
失うという事は、
こんなにも身近なものだと。

嬉しい事、笑える事は、
こんなにも有り難いものなのだと、
感じた夜です。



明日は、
残りのroharoomメンバーが福岡入りです。