先日、
うちの祖母が入院しました。
帯状庖疹の症状が出て、そのまま起き上がれなくなり、救急車を呼んだそうです。
最初、
母さんから連絡が来た時も、かなりショックで、
実家に戻る日程調整をしていた矢先に、
妹から留守電が入ってました。
「今のうちに会いに来たほうがいい」
目眩がしました。
妹と直接電話で話したのは、
土曜日の吉祥寺Gigが終わった後で、
翌日慌てて柏の病院に向かいました。
その土曜日の夜、
妹との電話を切った後で、
かなり悩んだのですが、
ばあちゃんが「のあ」に会いたがってたので、
久しぶりに連絡を入れてみました。
以前から何度となく連絡をしても返事がなかったのですが、
その時に限っては、様子の違う僕の留守電の声を感じ取ったのでしょうか、
すぐに連絡が来ました。
「色々事情はあるのは分かってるけれど、前向きに考えて欲しい」との僕の言葉に、
「いろいろ考えてみる」と。
結果、
のあ達は、僕が病院に駆けつけるより早く、
ばあちゃんのお見舞いに行ったそうです。
3年振りに病室でのあに会った叔母曰わく、
「大きくなったよ」と。
「おばあちゃん、この前、のあが夢に出て来たんだって。会えて良かったね」と。
僕は2年前のクリスマス以来でしたが、
すれ違いで会えませんでした。
残念だけど、
ばあちゃんに会ってもらうのが第一目的だったから。
うちのばあちゃん、
一時期は誰が来ているかも分からない状態だったようですが、
その時点ではだいぶ良くなって、
誰が来ているのか分かるようになったとの事でした…が。
確かに、
つい何年か前までは近所を自転車で乗り回していたのに、
いつの間にか、
杖をつくようになり、
それでも、
94歳にして元気で、
去年、
20年近く続けた詩吟も辞めて、
でもやっぱり元気だったのに、
病室に横たわり、
目も虚ろに、
「何か食べたか?」
か細い声で、
点滴に繋がれた祖母から、そんな風に言われたら、
不安な表情は見せまいと努力していた僕は耐えられなくなります。
祖母が入院したのと同じ日に、大きな病気の手術をした義理の姉さん。
僕の5つ上の兄貴の嫁さん。
ずっと辛い毎日を送っていたであろう、2人の娘を持つ僕の兄ちゃんは、
うちのばあちゃんに会った時、
頬ずりをしながら泣き崩れたようです。
祖母も、
義理の姉さんも、
快方に向かっています。
僕は、
毎日3人の事ばかり祈っています。
もう1人は、同い年の女の子の大きな病気の事です。
もう枯れ果てたろうと思うと、
またとめどなく涙が溢れてきます。
ギリギリのところで、
僕は自分を見失わずに居れました。
みんな、
本当に元気でいてください。
僕はそんなに大人じゃないので、
決して「それ」を認めません。
みんな、元気でいてください。
そんな気持ちを込めて、今夜頑張ります。
秋の夜長のお誘いです。
明日の夜20時過ぎから、渋谷プラグにて、
ルンヒャンのライブに参加します。
http://rung-hyang.jp/
今回は光栄な事にスペシャルなメンバーが集まってくれました。
こんな編成でライブを出来るのは今年初にして最後です。
2007.11.28(水)
@渋谷PLUG
OPEN 18:30
START 19:00
※20:10~出演予定
前売¥2,000(+1D)
当日¥2,500(+1D)
▼編成
vo;ルンヒャン
vo;千和(STC)
words;タカツキ
sohegum;河明樹
pf;成田祐一
bass;楠知憲(majestic circus)
drums;豊田稔
▼渋谷PLUG
東京都渋谷区神南1-23-13 B2
TEL:03-5428-9188
http://www.shibuya-plug.tv
その他の出演者/SPEACLOUD、uni-birth、yolis
ルンヒャンが新曲を書きました。
続ける事をテーマにした歌です。
ありきたりかもしれない、その歌の世界は、
メロディーにすると魔法がかかります。
以下は、本人の言葉です。
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ひとつのことを貫くことに少し疲れていたり、自信を無くしている人に聞いてもらいたい、新曲が出来ました。
タイトルは『シスター』。
音楽という生業はもちろん、仕事、結婚、思いや人間関係。
自分で選んだ道だとしても、継続する中で苦悩はつきもので。
たまに放棄できたらどんなに楽かと。
忘れてしまえたらどんなに楽かと。
それについての解決法。
私なりに模索してみました。
『シスター』という曲を通して。
それが誰かの判断基準のひとつになるなら、歌い手冥利に尽きます。
11月28日、『シスター』。
STCのCHIWA SOULと歌い上げます。
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来れる方は是非!