また病気ネタになっちゃいます 。
9月3日が 自分にとって
嫌な方はスルーしてくださいね
前回のブログで
とても大切な日
ってことを書いたのですが
今日 7月24日 も
私にとって 忘れられない1日です
2007年の春頃から 胃の調子が悪く
胃薬を手放せなくなりました。
その頃 娘の高校受験のことや
仕事のことでストレスがたまり
そのせいかな
と軽く考えてました。
と軽く考えてました。娘が修学旅行に行ってる間
母を伊勢神宮に連れて行く
約束をしていました。
やはり伊勢や鳥羽に行ったら
おいしいものを食べたいので
それまでに治さないとなぁ…

…と ようやく病院に行ったのが
6月1日 でした。
職場の近くに新しく開業した
消化器クリニックを受診しました。
「おそらく胃炎を起こしているので
まずはこの薬を飲んで
様子を見てください。
胃炎なら これでよくなるはずだから。
これを飲みきっても良くならなかったら
もう一度来てください」
私もそれで治ると思っていた。
ところが 良くならず
調子が悪いまま 伊勢に行った。
せっかくの旅行なのに

これなら食べられるかなと
思って 食べた伊勢うどんも
食べきれずに残してしまった
2週間たち 薬を飲みきっても
全然良くならなかったので
6月12日 再度受診。
「おかしいねぇ

これ飲んでも 良くならなかった

じゃあ胃の検査をしてみましょう」
ということで 6月29日
胃の内視鏡検査をしました。
大学病院と違い 個人病院なので
その場で結果を教えてくれます。
検査が終わった その後で
胃の内部を撮った写真を見せられ
説明を受けるのですが
「おかしいですね

特に悪いところは見当たりません。
むしろきれいな方です」
胃ガンなのでは? と不安だったので
最悪の事態にならなくて
いったんは ホッとしたけど
原因がわからないので
ますます不安になりました

最初は 食べると胃もたれする程度
だったのが だんだん症状は悪化。
膨満感で 胃が押し上げられるようで
胃だけでなく 背中まで張ってくる…
ということを訴えた。
それを聞いて先生は
「もしかして 腸かもしれないな」
ということで 次は
「便潜血検査」をやることに。
胃だとばかり思っていたので
「えぇ?腸ですかぁ?」と
怪訝な顔をしてしまいました。
まぁ 痛くもかゆくもない検査なので
別にいいんですけどね。
仕方なく 言われた通り
次の日と その次の日に
便の表面を 綿棒みたいなもので擦り
それを病院に提出しに行きました。
結果は 7月13日
結果を聞きに病院に行くと
「ふたつのうち ひとつが陽性でした。
つまり 便に血液が混ざっていると
いうことです」と。
「年齢的に ポリープのひとつやふたつ
できている可能性が大なので
次は大腸内視鏡検査をしましょう。
予約をしていってくださいね」
と言われたのですが
若い頃 一度その検査を受けたことがあり
もう二度とやるもんか
と思うくらい 辛く悲惨な思いをして
すっかりトラウマになっていたので
絶対にやりたくなかった

なんとか あの検査だけは
回避したかった

「すみません 今 仕事が忙しくて
検査の予約と言われても
予定が立てられません。
9月を過ぎれば少し落ち着くので
その頃また来ます」
といって 予約をしないで
私はそのまますっぽかすつもりでした。
すると 先生は怖い顔をして
「あのね 潜血反応が出てるでしょ

絶対に検査は受けないとダメだよ
」
」と 鋭い目をして 強い口調で
私に言いました。
「とにかく 仕事の予定がわかったら
すぐに予約しに来てください。
いいですね」
ハイ
とは言ったものの
それでも後回しにするつもりでした

仕事が忙しいのは本当だ。
和菓子屋に勤務していたので
もうすぐピークがやってくる。
お盆 そして9月のお彼岸が
終わるまではダメだ

検査どころじゃない

それが終わったら 考えてもいいかな。
どちらにしても 一度はやらないと
まずいかな〜 なんて思っていた。
ところが それを聞いた母が
「お願いだから 検査を受けて
」
と 顔色を変えて哀願してきました。
「お願い
お願いよ
お願いだから
」
と 何度も言うので やけに心に響いて
おまけに 亡くなった父まで
夢に出てきたりして 妙に胸騒ぎがして

仕方なく 観念し
何日か後にまたクリニックに出向き
大腸内視鏡検査の予約をしました。
検査は 7月24日
12年前の 今日でした。
大腸内視鏡は 苦痛を伴うので
鎮静剤を使用するのですが
私は鎮静剤が効きにくく
意識ははっきりしたままでした。
痛くてのたうち回るので
先生は 相当苦労したと思います
ようやくカメラが奥までたどり着き
「あとは腸の中を よく見ながら
カメラを抜いていきますからね」
と言われて少しホッとしたのか
痛みも落ち着き やっと冷静になって
腸の中が映ったモニターを
横たわったまま 眺めていました。
「ここがS状結腸ですね。
もうすぐ終わりますからね」
と言った時でした。
モニターに映った 異様な肉の塊
あ……
と言って
と言って先生の手が 止まりました。
一般的に知られている
キノコのような ポリープとは
明らかに違う 異様な形をした腫瘍。
一目見ただけで
これはポリープじゃなさそうだな
と直感した。
全身の毛穴が開いて
汗が吹き出した





「びっくりするだろうけどね
これは ガンです」
いきなりの ガン宣告だった。
その後のことは よく覚えていない。
どんな説明を受けたのか
それもはっきり覚えていない。
あの日から 私の人生も 生活も
考え方も 一変してしまいました。
誰も 共感できる相手がいなくて
不安を口にできる相手もいなくて
長い 長い時間 ひとりぼっちだった。
もっと早く病院に行っていれば…
ちゃんと大腸ガン検診を受けてれば…
…と 後悔もした。
でも 最近思うこと。
あの時 病院に行ってたから
今がある。
先生に叱られて
母に懇願されて
あの時仕方なく検査を受けたから
今がある
どれかひとつでも 歯車が狂って
何かが欠けていたら
私はあの時病院に行くこともなく
あの段階でガンが見つかることは
なかったでしょう。
そしたらきっと 今 私はここにいない。
ガンが見つかるのが
あと ほんの少し遅かったら
あとほんの少し進んでいたら
間違いなく 今 私はこの世にいない。
本当に 色々なことが重なって
起きた奇跡
今 こうして 生きているのも
普通に生活が送れるのも
奇跡としか思えない。
大切に 大切に 生きよう
ありがとうと 全てのことに
感謝する 1日でした