濱嘉之著 警視庁情報官トリックスター 著者 濱嘉之は警視庁OBで警備局や内閣官房情報調査室長などを 歴任した、情報マンだったそうです。 公安的な捜査手法を熟知している著者の、この作品の主人公黒田に託した思いは、正しい情報を、豊かな想像力で吟味し、反社会勢力、犯罪者を駆除する。黒田の人間性豊かな一面は、反対勢力内部にも協力者を得て、有益な情報がもたらされる。情報とは人であるという元上司の言葉が当てはまる人間黒田に脱帽。