2月17日(木)淀屋橋 実施しました。

小学校の図書室であれほど見たドリトル先生は最後まで手に取ることはありませんでした。
あのとき読んでおけばきっと、もっと純情で夢あふれる人物に1mmくらいは近づけていたのかもしれないと思いました。
到達がどれくらい先かわからないので、その1mmはかなり些細すぎる尺度だとは思いますが。
井伏鱒二訳に驚くばかりです。

動物の言葉がわかることは、いいことばかりではないとパンを落とした女の子はきっと思っていることでしょう。


京都の喫茶店は実に個性的。
たびたび話題にのぼる『月と六ペンス』も掲載されています。
こちらの集まりでも西陣の銭湯カフェに行ったこともありましたね。

村落とニュータウンの融合はやはり子どもからのようです。
子どもたちはすぐに仲良く・・・というわけにはいかなかったようですが、仲良くなってからのつながりは、大人の連携よりもはるかに強いのでしょう。

そんな大人たちが本を通して今日も少しは仲良くなれたと信じてお開きです。


紹介された本です

・ドリトル先生アフリカゆき/ヒュー・ロフティング (著), 井伏鱒二(訳)
・京都の喫茶店(たびカル)/jtbパブリッシング
・龍神のこどもたち/乾ルカ
・はるがくれたハンカチ/やえがしなおこ 猫野ぺすか(絵)