先月ブログに書いたムリダンガム(Mridangam)奏者くん。

タイミングが合わなくていつもメッセージが来ても応答出来ずにいた。

YouTubeで見た彼の演奏は本当にすごくて素敵で、

練習時間は1日3時間〜5時間、または1日中だというので、

本当、すごい、プロってすごいな🌟

そう思っていた。

ちょっとインドのプロ奏者と知り合いになりたいという下心があった。

 

しかし、彼は別の意味で下心のある奴だった。

 

最初に間違えてビデオチャットを彼にcallしてしまったのは私。

彼にメッセージを送ろうとしていたら私は間違えてcallボタンに触れたらしく、

callしたのは私なのに、『!?』知らない人からビデオcallが来た!?

応答してみたら目の前に知らないインド人男性が映っていた。

それが彼だった。

向こうが私が急にビデオcallしてきてびっくりした、と。

それで自分がcallしていた事に気づく。

それで顔をお互いに知ったわけなのだけど。

彼は日本が好きだと話し、

私の事が気に入った様なメッセージを送って来ていた。

『インド人はガツガツしている。』

『女なら誰でもいい』

舞踊教室の先輩の言葉を思い出す。

 

でもムリダンガム(Mridangam)奏者と知り合いになりたいなーーー。

で、ある日、メッセージが来た時タイミングが合い、私も暇だったのでチャットした。

 

彼「家に今一人?」

私「YES」

彼「あなたの顔をもう一度見たい」

私「私は英語が話せないし、わからない」

彼「かまわない。顔が見たいだけ」

私「今日は仕事が休みで化粧もしていません」

彼「化粧なんていらない」

 

等々やりとり

 

ビデオcall数回

 

彼「出て」「ビデオcallに出て」

 

バンバンかけてくる。

一回出ているし、

出てみた。

 

彼「ビューティフル」

 

はぁ、日本人顔が好きなのかな。

 

この後のチャットに戻り

 

私「あなたは何歳ですか?」

彼「34歳」

私「若いですね」

彼「年齢は関係ない」

私「プロフィール見たけれど、あなたは結婚していますよね?」

彼「離婚しました」

 

話しが????おかしくなってきたぞ。

 

彼「あなたを抱きしめたい」

 

それから

 

「あなたは私の事が好きですか?」「年下は嫌いですか?」

「キスしたい」「スマホごしにキスして」

「誰かを愛した事はあるか?」

「最近キスした?」

「あなたの胸を…」

 

ギャーーーーもう読みたくない。

 

私「馬鹿!!」

彼「あなたは怒っている?」

私「大嫌い!!!」

彼「さようなら。永遠に」

 

ブロックされました。

 

引きが速攻で早かった。

 

「音楽キャリアに傷をつけたいとは思わない」

「だからあなたの事は口外しないから質問に答えて」

と彼からのチャットメッセージは下ネタだった。

 

プロのムリダンガム(Mridangam)奏者が。

あんなに素晴らしいと思う演奏をする人が。

 

日本人だと思って馬鹿にされていたのかな。

でも日本人もインド人を嘘つきだ、とかずる賢いとか見下す時あるよね。

どこの国にも変な人はいる。

ちょっと残念だった。

 

インド人パパは相変わらず紳士的に音楽やら料理やら景色写真を送って来てくれる。

愛娘の絵、もう直ぐ完成するよ。

待っててね。

インド人パパも私に絵を描いて欲しいから親切なのかもしれない。

けれど私は絵を描く機会を与えてくれて、

しかも被写体は愛らしい少女で、

感謝の気持ちがある。

私は馬鹿なのだろうか?

 

それでもインドが好きで

インド人が好き。

 

今回、日本に住んでいてよかったと思った。

これがインドでの出来事だったら

大変危険だった。

少しずつ日本にいながらインドに免疫をつけよう。

危ない、危ない。