自閉症スペクトラムと診断され、療育センターでは小児精神科医に「頭の脳の障害なので一生治りませんよ!」と言われ、療育訓練に通い、保護者勉強会に参加し、幼稚園の発達訓練や保護者の集まり、近隣の障害者施設の勉強会や講演会に行き、見た目が普通の子と区別がつきにくいので長男の野球チーム保護者や他のママ達からは理解が得られず、ずっと葛藤してきました。

今年4月から通いだした民間の発達障害児支援施設は「応用行動分析」というのを元に訓練を行っています。
この施設は直感で私が選びました。
結果、次男には合っていたらしく、通うまえとは別人の様に落ち着いてきました。

横浜特別教育支援総合センターでの判定では「じっと座れない」との事で「個別支援情緒級」判定でしたが、その後、横浜療育センターのSTの先生に相談したり、通っている民間施設の先生の意見を聞いたり、別の方法で発達検査をしたり、小学校のオープンスクールを見学し、小学校の校長先生と面談をし、ありとあらゆる媒体で相談し、意見を聞き、悩み考えました。

その間、私は体調を崩して慢性副鼻腔炎になり、来年蓄膿の手術をするかもしれなく、薬とお友達に。
お金もかかるので年末年始は郵便局のアルバイト、幼稚園の諸々の行事、そして長男の野球、長男の野球チームはなんと先日、今年度最後のリトルリーグ戦で優勝!金メダルを取りました!
次男の療育訓練を入れていたので一旦次男を送り届けてからグラウンドに行き、すでに始まっていた試合は7回の表。
最後に一点入って優勝でした。
感動して泣いたけれど、でもやっぱり息子は「ベンチ」だったので、親子でちょっと『試合レギュラーで出れなくて悔しかったよね』。

次男の発達障害と向き合いながら私や長男にもいろいろなことがあり、ほとほと疲れきってきていました。
でも、やっとそれも一旦収束です。
昨日、療育センターの先生たちが次男の幼稚園を巡回訪問に来てくれて、その時の様子を電話で問い合わせたら教えてくれました。
「一般級でもいいと思う」
とのことでした。

多数意見で次男はとりあえず「一般級(普通級)」に就学させることに決めました。
今日、横浜特別教育支援総合センターにも電話して、就学は一般級に変更したいと告げ、了解を得ました。
元々「ボーダー」で個別と一般との中間域だったので、最終的には保護者判断が可能だったのです。
当初は個別で頑張ろうと思っていたのだけど、見学に行った次男の小学校の個別支援級がよい印象がなかったところからこの葛藤は始まりました。
私だけではなく、見学に来た次男の民間療育施設の先生も同意見でした。

けれど夏から悩んでいた次男の就学にやっと決着が付きました。
これから親子で無理なく頑張り、見守っていかないといけません。