先月になりますが、幼稚園の園長先生から子供向け音楽コンサートのチラシをもらいました。

自閉症スペクトラムの障害などを持つ子供達の為の音楽コンサートで、コンサートは出入り自由、照明もずっと明るいままで行われ、もちろん騒いでしまっても大丈夫なコンサートです。
横浜の関内ホールで行われ、私は療育センターの同じクラスのママ達にチラシを見せて親子4組で聴きに行ってきました。
1時間ほどのコンサートで、歌と楽器演奏してくれるフェリス大の音楽科の方々は動物の着ぐるみで登場!
沢山の子供向け楽曲を披露してくれました。
途中に休憩があったのですが、舞台に上がって楽器を触らせてもらえ、着ぐるみのフェリスのお姉さんとも子供達は交流、そのまま第二部に入り、子供達は舞台の上で一緒に歌って踊りました。

なんといっても「真っ暗になった会場で静かに座って聴かないと他の人の迷惑」といったプレッシャーや心配や気苦労が無く、なおかつ生の演奏や歌を子供に聴かせる事が出来て良かったです。
昨年までオーケストラによる「子供の日音楽コンサート」とか「夏休み子供コンサート」とかお金を払って行ってたのですが、次男は独り言が多くて大人しくする事が出来ないので、私は周りのお客さんや子供を気にして次男に注意しまくり…。次男もつまらなくて苦痛になり、ほとんど聴いてないまま終わっていたので、このコンサートはなおかつ無料で、大変ありがたかったです。
ただ、やはりお友達が一緒でも後半は飽きてしまい、ホールの廊下で聴いてはいましたが。

そのまま残れるママ達親子と近くのファミレスでランチして、ちょろっと象の鼻パークまで歩き、ひなたぼっこして帰ってきました。

無理に通常のコンサートに連れて行くよりも、今回の様な障害者向けのコンサートの方が次男には無理なく音楽を聴かせる事が出来そうなので、また機会があれば聴かせに行きたいと思いました。
何故って次男に音楽を好きになって欲しいって思うからです。
録音ではない生の楽器演奏や歌声ってとても素敵で身震いします。
自分に歌や演奏が出来たらいいのになぁっていつも思います。
それだけ好きです。
素質はないし、経験する機会も無かった私なんですけども、歌も音楽も踊りも絵も好きです。
次男にもやるやらないは別で、この素敵な世界を知ってもらいたいなぁって思ってこのコンサートにも連れて行きました。

少しは好きになってくれたかなー?
最近お絵描きは誰が教えたわけでもないのに興味を持ち、一所懸命色を塗っています。