2019年3月の記事を修正しての再掲です。 

購入・破壊・分解・組立・様等の敬称略は自己責任でお願いします。

 

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ペンタカバーは巻き上げノブにバネが仕込んである&巻き戻しクランクに変なネジが1つあるだけで位置関係に注意することは無いので工程は省略。

 

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遮光スポンジがボロボロ、シャッターユニットとフレームの遮光用なのでゴムで代用、T90はシール剤が塗っていたので乾燥時間あるなら加水分解しないのでいいかも。( ^∀^).。oO(結局フレームとシャッターユニットの間に薄くシール剤塗りこんだ)

 

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一見さんおことわりの色々なギミック付いて中身も機械式+電子式で複雑怪奇な仕様なので調べてみると115000円とのこと・・・・F3>FA>その他のMF機(* ̄0 ̄)ノ .。oO(FA様とお呼び!、機械式に電子被せたから高額になったのかも)

 

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可変抵抗が調整しやすい位置に物凄い数ある。( ^∀^).。oO(キャノンのAシリーズはペンタカバー付けたり外したりしないといけないから面倒)

 

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下側のフレームに繋がっている配線は全て外す。

 

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左側は基板まで全て外す。

 

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シャッターダイヤルのベース部分は外さなくてもOK、レバーと紐の位置関係が面倒なので外さない方がいい。(;^▽^) .。oO(紐とレバーの位置関係が複雑なので)

 

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外したところ、取り付けはシャッターチャージと黄○のところを注意すればOK。

( ^∀^).。oO(機械式に切り替えるレバーも少し注意)

 

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動かない原因は黄○内の油切れによる固着。

 

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油塗ってガシガシしたら動いたので周辺も注油と掃除して終了。

 

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ミラーユニット組み込んでテストするとミラーアップしたままになるので再び外してシャッターユニットに油塗る。(;^▽^) .。oO(モードラと接点のカバーネジ無いから結構埃入っている)

 

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電子部品に油が付着しないように紙に油付けて塗る、黄○が底蓋外して突くところ、赤○が後幕用マグネット。

電子シャッターは壊れたら終了とドヤってる人いるが、アッセン交換指定なだけで修理できないわけじゃない、時間掛けて修理するより部品交換した方が修理時間短縮+部品価格の利益になるし再修理の可能性も低くなるからそうするだけ。

メーカー系で修理できる人はいるが面倒・忙しい・そんな義理は無い・受付は間に人が入る・SNSやブログや取材受けると忙しくなるから嫌と個性的なので修理不能なだけ。(;^▽^) .。oO(裏で修理してくれる事もあるが、意識高い知ったか系は職人に嫌われるから注意した方がいいかも)

 

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最終修理から約29年、酷使していた様なので油分が残ってない。( ^∀^).。oO(個人なので時間かけて修理できる)

 

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この状態に巻上げレバーを付ければ機械式のテストはできる。( ^∀^).。oO(全部付けないとシャッター切れない機種に比べるとかなり楽)

 

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傷を消して塗装するより、「歴戦の勇士」っぽい傷なのでそのままにしておく。

(・へ・).。oO(初カメラ・新聞記者の叔父から貰った・ニコンマニアの父からと言ってミサに潜入するのもいいかも)

 

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修理完了、ミラーダンパーは分割式だけど1つにしてつけておく。( ^∀^).。oO(外す必要があればカッターで切る)

 

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フル装備にするとかっこいい、レンズとモードラが異様に綺麗なのが気になるが80年代のニコン、2580円+電池代324円+暇な時間とは思えない。( ^∀^).。oO(もちろんちゃんと動くしファインダー内液晶もOK)

 

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電池込み・・・・苦行する気は全く無いので電池抜いて乾燥剤と一緒に箱入れて長期保管決定。(;^▽^) .。oO(今もそのまま投げっぱなしになっている)