般若心経は、次のような場面で唱えられます。

葬儀や法要などの儀式

信者の修行として

心を落ち着けたり、不安を解消したり、安眠したりする目的で

受験勉強や仕事をする際に聞き流す。

 

般若心経

 

仏説摩訶般若波羅蜜多心経

かんじーざいぼーさーぎょうじんはんにゃーはーらーみーたー

観自在菩薩行深般若波羅蜜多

じーしょうけんごーうんかいくーどーいっさいくーやく

時照見五蘊皆空度一切苦厄

しゃーりーしーしきふーいーくうくうふーいーしきしきそくぜー

舎利子色不異空空不異色色即是

くうくうそくぜーしきじゅーそうぎょうしきやくぶーにょーぜー

空空即是色受想行識亦復如是

しゃーりーしーぜーしょうほうくうそうふーしょうふーめつふーくーふーじょう

舎利子是諸法空相不生不滅不垢不浄

ふーぞうふーげんぜーこーくうちゅうむーしきむーじゅーそうぎょうしきむーげんにー

不増不減是故空中無色無受想行識無眼耳

びーぜっしんいーむーしきしょうこうみーそくほうむーげんかいないしー

鼻舌身意無色声香味触法無眼界乃至

むーいーしきかいむーむーみょうやくむーむーみょうじんないしーむーろうしーやく

無意識界無無明亦無無明尽乃至無老死亦

むーろうしーじんむーくーしゅうめつどうむーちーやくむーとくいー

無老死尽無苦集滅道無智亦無得以

むーしょーとっこーぼーだいさったーえーはんにゃーはーらーみーたー

無所得故菩提薩埵依般若波羅蜜多

こーしんむーけーげーむーけーげーこーむーうーくーふーおんりーいっさいてんどう

故心無罣礙無罣礙故無有恐怖遠離一切顛倒

むーそうくーぎょうねーはんさんぜーしょーぶつえーはんにゃーはーらーみーたー

夢想究竟涅槃三世諸仏依般若波羅蜜多

こーとくあーのくたーらーさんみゃくさんぼーだいこーちーはんにゃーはーらーみーたー

故得阿耨多羅三藐三菩提故知般若波羅蜜多

ぜーだいじんしゅぜーだいみょうしゅぜーむーじょうーしゅぜーむーとうとうしゅ

是大神呪是大明呪是無上呪是無等等呪

のうじょーいっさいくーしんじつふーこーこーせつはんにゃーはーらーみーたー

能除一切苦真実不虚故説般若波羅蜜多

しゅーそくせつしゅーわつぎゃーてーぎゃーてーはーらーぎゃーてーはらそうぎゃーてー

呪即説呪曰羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦

ぼーじーそわかーはんにゃーし~んぎょう~

菩提薩婆訶般若心経

 

般若心経ふりがな全文の説明

漢字1文字で1音のところは、「ー」で伸ばすように書いておきました。

 

ただ2ヶ所だけ伸ばさない部分は「ー」を付けてないです。

 

 

最後から2行目の「波羅僧」は「はらそう」

最後の行の「薩婆訶」は「そわか」

1ヶ所目は、最後から2行目の「波羅僧」のところ。

「はーらーそう」とは言わずに「はらそう」となります。

ここは「は」と「ら」を伸ばさないで「ます。