昨日は子供の名付けについて思い出した1日でした。
大切な友人の赤ちゃんの性別が分かって、性別が分かると一気にイメージ膨らんで楽しみが増えるねと友人と話していたんです
その話の中で、ちなみにうちは…
と、男の子の名付けで気を付けたり考えたところを思い出したの。
何だかイヤイヤ期も終わって子供たちも落ち着いては来たけれど、毎日やんちゃ盛りの2人に振り回されて忘れかけていた気持ちを思い出したので記録したいと思います
りー君は利人と書いてりひと。
あっ君は彰人と書いてあきと。
主人が博人なので、子供たちも止め字は人で決めていて、人に合うという前提で考えることから始まりました。
ま、本来日本の歴史的な事も踏まえると、親から一字取るのは望ましくないという説も知りつつも、もらうのは止め字だしとそこはスルーしました。
日本での名付けのなんちゃらかんちゃらたくさんありますよね…
・親から一字取るのは戦国時代からの流れで、子は親を超えてはならない。
絶対服従で尽くすべきだ…
・草冠を付けると草花命短しで短命になる…
・濁点を付けると言葉が濁るので真っ直ぐ育たない…
なんでこんかネガティブな云わればかりなんだろうとずっと不思議に思っていました。
それよりも、私は言霊って実際にあると思うので、言葉の本来持つ意味やイメージは大切にしましたが、迷信はあまり気にはしなかったです。
その中でも私なりに名付けに関して気を付けたポイントと我が子への想いを残したいと思います
男の子の名付けで気を付けたポイント
①画数
女の子だと名字変わる可能性あるけど男の子は多くの場合変わらないから気にしました。
私が現に今の名前より旧姓の方が素晴らしい画数で残念な感じ(笑)
男の子は万が一離婚やら再婚やらしても変わらないままが多いでしょう…と。
②名字とのバランス
りー君は本当は「利」ではなく私と同じ「理」にしたかったんだけど、名字にも里があって。
筆でフルネームを書いた時に、書きづらく詰まる感じがして…
「利」の方がスルーっとスムーズに書けたんだよね。
先程の理由と同じく、男の子だと一生変わらない可能性の高い書く文字がスムーズに流れないとなんだか人生も行き詰まりそうで
「理」は諦めて「利」になった(笑)
まぁ意味合いからしてもよかったんだけどね。
とにかく考えたのはこの2つ
女の子は…産んだことがないので残念ながらもしもをイメージしても、気を付けたいポイントなど分かりません
ただ、男の子の名付けとは関係ないけれど、名付けをするのに性別関係なく気を付けたのはいくつかありました。
名付け全体で気を付けたポイント
①名前の漢字の伝え方
自分の名前を人に伝える時に伝えやすい事。
自己紹介や救急車を呼ぶとかなんとか…
色々な場面で名前の漢字を伝える事はあると思うのですが、そんな時に相手に伝わりやすい漢字を選びました。
→例えば、りひとは勝利の利に人と書きます
あきとは表彰状の彰に人と書きます
「利」は利益の利ともいうけれど、何だかお金絡みっぽくていやらしいかな?とママ友に伝えるときも「勝利」とポジティブな言葉で伝えます。
あきとも「表彰状」という伝え方。
より身近で迷わないポジティブな言葉の伝え方を子供にも教えたいと思っています
ちなみにポジティブな伝え方でいうと…
私の旧姓、安藤は安い藤…とは言わず、安心の安に藤の花の藤みたいな(笑)
②読み方
読み方は、素直に読める漢字。
当て字などは極力避けました。
出来るだけこうとも読める…というのは避けましたが、利人はとしひとにも読めるかなーと悩みつつ想いが優って名付けました。
③漢字の雰囲気
そして性別に合った漢字。
私が漢字で美乃理なんだけど、当時は女の子に理科の「理」ってあまり使わなかったらしく、美乃里と「理」を「里」に至る所で書き間違えられました。
賞状や社員証に保険証など、結構重要な書類までいまだに(笑)
大人になっても続くので、本来男だからとか女だからとか気にしたくはないけれど、自分の経験から、漢字は印象・雰囲気も考えました。
名付けに込めた願い
利人は…
「利」という字の成り立ちは、カナカナのイネという言葉が関わっているんですね
それに鋭い刃物の象形が合わさって「利」になった事から、「するどい」「役立つ」という意味合いの文字に。
「するどい」が名前になると、よく切れる、頭の回転が早い→かしこい、さとい
「役立つ」が名前になると、通りをよくする、物事が都合よく運ぶ、好都合。
上手く事を運んで得たもの。もうけ
人…は割とそのまま。
人という字はー、支え合ってー…ってやつ。
名前にすると、人望が厚く立派な人になって欲しい。優れた人格を持った人になって欲しいという止め字。
ここから「利人」には、利発的で物事をしっかりと受け止め、自分の思い描く希望を叶えられる人になって欲しい。
たくさんの人に恵まれて支え合える豊かな人生をおくれますように。
と願いを込めました。
第一子って上に兄弟がいないから、自ら考えて自ら切り開く事がたくさんあるんですよね。
だから、努力はもちろん必要だけれど、幸運と人の縁に恵まれて多少は「利」が意味を持つ好都合な巡り合わせが彼を手伝ってくれたら嬉しいなと思っています
彰人は…
別なサイトでも調べてみました
他のサイトでは、章は文章や楽譜の章にも考えられ、それをさんづくりで分かりやすく飾って明らかに区切りを印す意味も記載がありました。
「人」に関しては止め字が同じなので、利人と同じく。
こういった意味合いから「彰人」には、聡明で華やかな魅力を持ち、たくさんの人が集まってくるような人になって欲しい。
自分の意思を貫き、希望を掴み取れる人になりますように。
こんな願いを込めました。
兄弟共に自分の思い描く希望を叶えられるようにという名付けの意味ですが、兄に関しては他力本願じゃないけど人や運が味方するような漢字。
弟に関しては本人の魅力と意思で自力でも掴み取れるような…的な漢字(笑)
まぁ、男の子なので2人とも賢くはあって欲しいけれど、お勉強が出来る賢さより自分で物事の良し悪しを考えて容量よく生きてくれたらいいと思うよ、母ちゃんは。
とまぁ、子どもへの願いなんて願うだけタダですから、2人とも親の希望というより、自分の希望を叶えられたらいいなと思う
いやー、友人の話から久しぶりに名付けの頃の気持ちを思い出しました。
まだまだ幼児期ではあるけれど、利人は自由奔放なやんちゃ坊主ながら手はかかるけれどたくさん大人からは目をかけてもらって、お友達間では割と率先してルール決めとか仕切るタイプらしい。
彰人は愛嬌たっぷりで、次男の容量のよさも早速発揮しつつ、大人からはどこに行っても可愛がられて、お友達間では割とムードメーカーな感じらしい。
今は…なので今後どう成長していくか楽しみです
ちなみに私は…
美しく、理性のある、賢い子になるように…と美乃理だそうです。
そんな成長を遂げられたのかはいまだに分かりません(笑)
子ども達に関しては、兜を飾った時に名前が漢字で並んでるのを改めて見て、あー、何だか凛々しくいい名前と自画自賛というか親バカを発揮いたしました(笑)
背景にはたくさんの菖蒲の花。
多賀城市の市花がアヤメでまぁ見た目も似ているし、どちらも漢字では「菖蒲」(笑)
私はお江戸東京で嫁いだけれど、宮城県民、多賀城市民の形を子ども達に残したいと、人気の桜と富士山ではなく菖蒲と富士山をセレクトしました
はてさて、話は逸れましたが、当時は本やサイト色々調べましたが、何を見ていたかは忘れてしまったので、今回こちらのサイトから情報頂きました
名付けって本当にわくわくしますよね
久しぶりにそんな時間を思い出した嬉しいひでした