お陰さまで母の手術も無事に終わりました。

リンパ節への転移もなく、部分切除で済みました!




前日の説明で、もしかしたらリンパ節転移があるのかもしれないと言われていたので、かなり心配したんですが、何よりでした。

母も、『部分切除と全摘出、どちらを希望しますか?』といきなり聞かれ、説明を聞きながら、泣きそうになっていたので、相当不安だったかと。

母は全く覚えていないそうですが、術後初めて対面し、部分切除ですんだことを伝えた時に、ホッとしたよう一気に顔が緩んだので、心底安心したのでは。


説明を無言で聞き続けた父も、もしかしたら、絶句していたのかもしれない。
面会もそこそこに、喫煙しに出掛けて行き、なかなか帰って来ず……安心したことは間違いないのだけれど、どんな思い、どんな顔をしていたのやら。



痛みも少なく、翌日にはシャワー浴も出来たんですが……今って、傷口にガーゼではなく、透明のフィルムを貼るので、傷口は見えてしまい、部分切除でも絶句したようです。

『あんたが、(傷口を)見せたがらなかったのが、ようやく理解できたわ』と会う度に言われます(笑)


乳ガン専門病院なので、朝食後に8人前後の患者皆でリハビリをする。食事も病室ではなく、食堂で皆で。
毎食後に、お互いに状況や心境、情報交換をしているらしく、病気のことも気持ちも隠さず吐き出せるようで、母も他の患者さんもとても元気。
退院後も連絡を取り合うらしい。(携帯が苦手な母は交換してないようですが)

私自身、患者会に参加したりもしましたが、他の病気より話しづらいのでしばらく全く周りに病を話しませんでした。2年位は入院で仕事を休むのに代役を任せる同僚のみ。親戚には未だに話していません。
だから、治療などの正しい情報やどう生活したらいいのかわからず、随分悩みました。
手術前から話せる人がいる、状況が見られるのは本当に心強く、羨ましい。


切り取った部分の細胞診の判断には時間がかかるので、本当に取り切れたのか不安はつづきますが、ひと安心。

母にはゆっくり休んで欲しいのですが……今だけかな。



心配してくださった皆様、本当にありがとうございました!