トイレ補助<介護の現実> | あなたに,も一度恋をする

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わんこと,お花と,お料理と…そして介護

こんにちはminntaです。

書きたかった介護日誌

少しづつ筆が進んできました。

介護にご興味がある方のみ、

読んでくださいませ。

 

 

(簡略な自己紹介)

私の母はアルツハイマー型認知症。

現在介護度3です。

ロングショートで特養にお世話になり、

月に5泊6日で自宅に帰ってくるときに、

姉と1日交代で介護をしています。

 

今日はグロイお話になりますので、

介護真っ只中では無い方、

ぜひともスルーなさいませ。

 

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今日はロングショートの母を

帰宅させて3日目となりました。

コロナの外出自粛令が出ているため、

今月も姉が来れず、

一人で母をみています。

3日目にして、

すでに白旗上げたくなってます。

 

母は認知症が進む前からも、

膀胱の信号が脳にうまくいかないのか、

頻繁にトイレに行っていました。

症状が進んだ今は、

さらにそれが不明瞭になって、

最近では20分~30分起きに

トイレに行きます。

いくら何でも、トイレ行き過ぎ!

 

これによって、

ほぼほぼ時間が拘束されます。

時には母に

「トイレはもう行かなくていい!」

と制止する事も。

トイレに行っても、尿が出ない事多し。

すでにパッドにダダモレですから。

あわてて行く必要ナッシング。

パッド交換にしか過ぎないのですから、

 

 

けれど、本人がトイレに行けば、

このパッド交換が出来ません。

折り曲がってたり、上下反対だったり、

時にはパッドが入ってない事もあります。

 

怖いのは、これがウンチだった時、

尿パットを便器に中に捨ててしまう事です。

 

 

それをする以前にも、

ズボンを下げた時に、

軟便がそこから、ずり落ちて、

床がウンチまみれになる事多々。

時にはそれを踏んづけている時もあります。

 

 

それを考えると本人一人で

トイレに行かせるのは油断禁物。

トイレ付き添いは、

我が家では、とても重要なのであります。

 

今日は午前に、下痢軟便のおもらしが、2度、

立て続けにありました。

 

しかし最近では

手馴れたものとなりました。

 

手順は、

①軟便がリハパンをおろした時に、

ウンチが床にボトボトこぼれる事を想定して、

足元にペッド用のおしっこシートを敷きます。

そこで便器に腰掛けてもらいます。

 

②とにかく、リハパンおろす前に、

来ていた下半身の衣服を、

ぜ~んぶ脱がせます。

靴下も脱がせます。

それから、ゆっくり、

リハパンの中のたんまり軟便が

床に落ちないよう、

そぉ~~と、そぉ~~とおろして、

ビニール袋に入れてくくります。

 

③汚れた臀部は、

ウォシュレットのボタンを何度も押して

部分を洗ってから、

まずは本人に、乾いたペーパーを渡して

拭き取ってもらいます。

 

④けれど、まだまだ周辺に

べったりとウンチはくっついていますから、

私がこのあと拭き取ります。

ずれないニトリル手袋は必須品。

これを装着して、

ペーパーにアルコールスプレーを

たっぷりかけたもので、20回くらい

拭いては捨て、拭いては捨ての繰り返し。

良い点は、アルコールで臭いが消える事。

トイレットペーパーの半個使っても、

全部拭き取れない事もありますので

勿体ない精神はこの際捨てて根気よく。

 

(浴室に運んで洗い流す手も

あるかもしれませんが、

転ぶリスク、衣服を全部脱がす手間、

さらに、浴室でさらなるウンチをされて

浴室全部を清掃する羽目に

なった事があるので、NG✖︎)

 

せめてトイレ行為だけでも

1人で出来ればいいのになぁ~。

そしたら、

ここまで拘束されることはないのになぁ~。

今では、お尻の拭き方まで

母に教えなくてはなりません。

 

寝たきりの方のベッドの上での

オムツ交換も大変でしょうね。

でも、もし完全な寝たきりなら、

徘徊される心配がなく、

オムツ交換の時間を

介護者が決めれるのだとしたら、

その方が楽な気がするのは、

勝手なイメージでしょうか・・・。

 

昨夜は2時間ごとに起こされて

トイレ補助をしたため、半徹。

常に耳を澄ませて、

スタンバイ状態でした。

 

朝から今の夕方時点までで

もう12回以上は、トイレ補助してます。 

1日、いったい何回行くねん〜!

 

水道、

トイレットペーパー、

アルコールスプレー、

1回あたり、半端ない消費量です。

でもアタクシの疲労消費量も負けてない。

3日目にしてギブでございます。

 

白旗~~!!

 

やっぱり介護は交替介護が出来るよう、

声を大にして言います。

 

認知症の自宅介護、

最低2人は必要っす!