ベランダに咲いているラミー
冬にもこうして咲いてくれる丈夫なミニバラです。

こちらもラミーと同じくポールセンローズのキヨーです。
蕾のまま1週間が経過してます。
冬は時間が止まったように、ゆっくり咲きすすんでいます。

こちらは9月下旬に撮影したパレードの切り花で
今年は過去にない返り咲きのあった年でした。

このパレードの剪定も含め、我が家のベランダはこんなに様変わりしました。
葉が落ちていく前に、バッサリと刈り取ったのです。

これから始まる母の認知症見守り生活スタートのためというのもありますが、
他にも理由があります。
今年はまれにみる虫の多発がありました。
我が家だけでなく、お向かいの桜の葉もひどい状態で葉という葉が食べつくされ
食べた虫の糞の量がすさまじい。
そこに借りているうちの車は屋根もワイパーの溝も真っ黒い糞だらけです。
そして同じく我が家のベランダにも、その虫は現れました。

小さな糞じゃない・・・と思うなかれ、
これを集めると、あっというまに牛の糞くらいの大きさになるのです。

履いても履いても落ちてきて、ベランダはさながら便所の匂いです。
臭い、臭い・・・
こんなことは初めてでした。
(↓糞で染まったベランダ床)

その正体は、今年初めて現れたイラガ
水やりに朝、ベランダに出ると、このイラガがバラの根元付近に下りています。
このイラガ、葉を食べつくすこと、すさまじく・・・。
毒があることを知っているので、毎回ピンセットでつまんで捨てるのですが、
その数ハンパなく、糞被害は続いたのでした。

ホソオビは例年どおりの数でしたが、蕾に蛇のように巻きついて食べられること多く、
このホソオビもまた、大きな糞をポトポトと落としてくれるのでした。

多忙だった夏に発生したコナジラミ
薬を散布して駆除すること数回、なかなか根絶がむずかしく、悩ませました。

そして葉ダニ

カイガラムシも健在で、駆除して2か月したら、また出現!

そんなこともあり、10月終わりに全てのバラの剪定をしつつ
風の通りをよくして薬剤散布を行ったのです。
なかでもパレードを、全体量の9割を超える枝を切りました。
つるばらのなかには短く切られたショックで、
突然死するものがあると聞いていましたので、覚悟していましたが、
、

1か月経過して、全ての枝から芽が出てきました。
その力強さにうるうると込み上げる感動。
植物はすごいなぁ・・・あらためて感じます。
これなら土の入れ替えをしてから一から育てることも出来るかもしれません。

以前のようにつるを全面に這わすような仕立てには出来ないけれど、

小さく剪定しながら、労力をさほどかけなくてもいいように、
育てていけるかもしれません。
これもどうなるかは現在は未定です。
もらってくれる方がいたら、差し上げるかもしれません。

これはロソマーネジャノン
冬になったら、姉のところに嫁ぎます。
黄色のバラが好きな姉ですから、きっと可愛がってもらえるでしょう。
(↓背丈2mを超えていたものをここまで剪定)

こちらのふたつの苗はシャリファアスマ
ふたつともに挿し木です。
このうちひとつの苗をどなたかにもらってもらおうと思っています。
(↓こちらも背丈2mを超えていたものをここまで剪定)

そしてこちらはミニバラ・ラミー、立派な大株に育ったものです。
こちらも来春になって花が咲いたら、庭に鉢ごと移動するか、
あるいはどなたかにもらってもらおうと思っています。

これはル・ブラン
こちらは手元に置いて育てていきます。
葉が落ちるのが早いルブランですが、芽が出るのもとびきり早いバラです。
細い枝が来春、どれだけ太くなってくれるかが楽しみです。

そしてこちらも育てていくオデュッセイア
(↓9月下旬撮影)

時間とともに移ろいゆく色を楽しめるこのバラは
今一番のお気に入り。
(↓9月下旬撮影)

バラの数を減らすことに未練がないわけではありませんが、
MAXだったバラ数を減らすことで、育てる環境もよくなることでせう。
私のちいさなバラ物語・・・
2018年はどうなることでしょう。
(つづく) 笑