器のお店に行って来ました。
というのも、ダァーさんが昨日、妻をねぎらうためか、
「好きな焼き物を見に、丹波か信楽にドライブでも行くか?」 とお誘いしてくれたです。
んが、丹波焼も、信楽焼きも、今欲しい焼き物ではないので、
以前から行きたいと思っていた店に釣れっていってもらうことにしたのです。
車で30分も走らせればあるお店です。
情報源はこの本。
記者の方が厳選したこだわりのお店がズラリと掲載されています。
先日、バックナンバーとして、出版社から取り寄せていたのです。

ネットショップもされている、こちらのお店です。
こじんまりしたお店のなかに、オサレな器が綺麗に並べられていて、
食器好きな私の胸はわくわくです。
そして、やっぱり、いくつかを買ってしまいますた。
まずは、ウイスキー大好きになってしまったダァーさん用のロックグラス。

ちょっとデザインが シンプルかなぁ~と思ったのですが、
グラスを握ったら、あら不思議。
シンデレラにガラスの靴がピッタリきたように、私の手に吸い付くようなフィット感。
そして店舗のなかの窓の太陽光にかざしてみると、なんとも輝きが美しい。
注目したのは、口にあてる部分へのわずかな曲線。
厚さも薄いけれど、薄すぎない。
「これ、ウイスキーが絶対美味しく飲めるはず!」と確信したのでした。
2400円という価格は、作家さん食器では格安です。
作家さんは、この方です。

車で待っていたダァーさんに、
「買ってきた。見てみて!」と手渡すと、包を開封したダァーさんはたいそう喜んでおりました。
実はロックグラス、バレンタインにプレゼントしようと、計画していたものがあったのですが、
↓
気づくと、売り切れになってしまっていたのでした。
ということで、当初のお品ではありませんが、
予想がドンピシャで、
なんといえない飲みやすさです。
デザインはシンプルでも、見事な設計と感心しきり。

そして、こんなものも買っちゃいました。
豆皿です。
小皿では大きすぎる、例えば天ぷらにふるお塩を添える時などに活躍する豆皿。
それなりに深さのあるものが欲しかったのです。

個数はこの2個しか残っていなかったので、二つとも頂いてきました。
側面にも丁寧に描かれた絵付け。
魯山人展に行った時にも、側面や底にも絵付けがされていましたけれど、
こういう細やかさのある器が大好きです。

作家さんは、こちらの方です。

さまざまな豆皿の絵付けをされていらっしゃるようです。

こんなに小さい豆皿。

しかし、お店では、伝統的絵付けとばかり思っていた私。
家に帰ってから気づいたのですが、
デザインは今風の「カワイイ」が取り入れられていたのでした。
この豆皿には、「ありがとう」って言葉が描かれていました。
老眼の私は気づかなかったなぁ~~・・・
でも細やかな日本の職人技や伝統技法がベースにしっかり生きている、
そんな素敵な豆皿と出会えたのでした。

そして、以前から、そば湯を入れる器として欲しかった、片口を買いました。
槇で焼いていらっしゃる作家さんゆえ、釉薬の出方がひとつひとつ変化がみられるそうです。
お店で拝見したとき、角度によって、釉薬がキラキラと反射して、
一瞬で釘づけになったのですが・・・。

しかし、どう申し上げたらよいのでしょう・・・。
こういう渋く重厚で、枯れた魅力といいますか、
こうした器は、使う部屋とのマッチングが非常に重要で、
格式高い和室には、驚くほど際立つのでしょうが、
そうでない我が家には・・・・。
|||||||||||||(* ̄ロ ̄)ガチョ~~ン!!!||||||||||||||||
作家さんはこちらの方です。

で、お次はちょっと便利な調理グッズ。
なんとこれ、おおさじこさじ という製品です。
今までアルミの大小で料理に使っていましたが、二つに分かれていると、結構不便。
これだと、ポンとおいていても調理道具に思えないし、コジャレています。
これからは、「小さじのスプーン、どこいったぁ~?」 と、探さなくてすみそうです。

ということで、
お買いもの報告と同時に、お買いもの情報でした。
他にも素敵な食器がありましたので、上記ネットでご検索されたい方は、ぜひにどうぞです。