我が家には、ストロベリーアイス(バラ) があります。
私にとって、第一号と言えるバラです。

2年前、育つかどうか半信半疑で迎えたこのバラは、
その年の秋、小さな二つの蕾をつけただけで、咲かずに終わりました。
(↑害虫スリップスの被害)
その後、葉っぱは黒星病で落ちていき、
うちの庭では、バラなんて、どっちみち、育つはずないよなとあきらめていたところ、
何とか枯れずに生き延び、翌年の春にみつけた新芽に、感激ひとしおでした。
そして、太い太いペーサルシュートがぐんぐん伸びてからは、大変身。
秋には立派な花を次々咲かせてくれたのです。
後から知ったのですが、このバラは、日蔭でも育ってくれる、
驚くべき強健品種だったのです。
(⌒^⌒)b
今年、新バラのパレードの大苗を迎えるにあたり、
ずっと頭のなかをよぎっていたのは、このバラでした。
陽の差さない北西の一角で過ごさせるには、あまりにも不平等に思え、
思い切って、今日、地植えから鉢植えに変えることを決行したのです。
鉢植えにすれば、陽の当たる場所への移動だってできます。
何より、底の浅い今の場所よりかは、断然住みやすいはずです。
そうして、いよいよ、掘り起しです。
土にスコップを挿して、周囲を囲み、もちあげようとしても、なかなかもちあがりません。
白く細かい根がたくさん張っています。

「えいやっ!」と持ち上げようにも、びくともしないことにびっくり。
私、このバラを植えてから肥料など欠かさず施していましたが、
正直、日当たりが良くないので、あまり根を張っていないだろうと思っていたのです。
嬉しい誤算ですが、でも作業が大変!

細かい根のほかに、数本の太い根が地中の奥に入り込んでるようで、
その先までたどりつこうと思って、根の周囲の土を割り箸でつつきながらの作業。
どこまでもどこまでも続いているのです。
長いもので50センチ以上入り込んでいます。
でも、入り込んだ先の土は、地中深い粘土質の土です。
このバラを買ってきたとき、バラのことをほとんどわからず
テキトーに植えてましたものね。
昨年、片側の庭は、地中50センチまで掘り起し、
土の総入れ替えをしましたが、。
コチラ側も必要でしたね・・・。
ということで、下の画像の
地中奥の黄色い粘土質の土、わかりますか?
こんな悪環境のなかまで根を伸ばしてるって、すごいです。

作業しながら、白く細かい根は次々ちぎれていくし、
太い根も、もうせいぜい40㎝くらいまでしか、後を追えません。
だから掘り起こせない長い根は、どこかで見切りをつけて切るしかありません。
こうして、たくさん根がなくなっていきました。
m(_ _"m)

そうして、ようやく掘り起こせた苗。
我が家で育てた大苗ってとこですね。

この時間、なんと1時間・・・。
大変・・・。
バラの2年物の大苗が高いのも、うなずけました。
だって、畑から、こうして掘り起こしてるんですものね。
そうそう、この作業で、コガネムシの幼虫を発見しました。
以前、駆除剤を混ぜたので、ほとんど土にいなかったですが、
一匹だけ、根にくっついておりましたよ。
おぬし、食ってたな・・・。
発見できて、よかった、よかった。。。

この一角を、掘り起こしながら、粘土質の土をのぞき、
手作りブレンドの土を入れていきました。
こうして、バラのスペースだった場所の、土の入れ替え完了です。

何もないのでは、ちょっと寂しい気がするので、
日蔭を好む植物を探して、植えるとしますか・・・。
何か、おススメあれば、教えてください。
大募集~~!!
ただし、スペースが狭いので、そこんとこ、ご考慮くださいまし。
ということで、植え替えた鉢です。

ストロベリーアイスさんは、
今日から、バラの家さんの土で、育てられます。
サラブレットお馬の堆肥と、ニーム核油粕も土をブレンドしています。
明日から、東側のベランダで、今まで見たことのない
紫外線いっぱいの朝日が、あなたを待っていますよ~!!
めでたし、、めでたし。。
なのでした。
ヾ(@~▽~@)ノ