母の選んだベスト4(薔薇) | あなたに,も一度恋をする

あなたに,も一度恋をする

わんこと,お花と,お料理と…そして介護

またまた薔薇の話ですみません。
いや~~、来年の花のことで、またまた今日も、一人盛り上がっております。
 m(_ _"m)ペコリ
 
さて、今日は月曜日。
いつも木・金(隔週で土曜日)と出勤していますが、
ようやくリラックス出来るのが今日の月曜日あたりです。
そんな月曜日、今日は、母と薔薇の話をしました。
 
母とは血のつながった親子ですが、時折、双子かと思うくらい同じ行動をしてしまいます。
それぞれ外食だったお昼に食べた物が同じだったり、
買い物を自分の当番日と思い込んで、買ってきた食材が5つも6つも同じものだったり・・・。
親子って怖いですねぇーー。
 
じゃあトーゼン、薔薇の好みも似てるのかな・・・との実験ちゅうことで、
薔薇雑誌を差出して、母にそのなかから好みの薔薇を選んでもらったのです。
 
「ねぇねぇ、じぁさ、どれ選ぶ?」 と、私。
 
1ページ、1ページ、丁寧にページをめくっていく母。
途中、
 
「あ、これっていいわぁ~。」 と、母。
 
指さした薔薇はコチラです。
 
 
<ヨハネ・パウロ2世>
イメージ 4
 
 
「純白の薔薇ねぇ・・・。コレ、ヨハネ・パウロ2世に捧げられた花らしいよ。
確かに、白は白でも純白だから汚れない神の僕ってかんじ。
あーー、でもこれだけ白かったら、光があたって輝くかぁーー。。。
でもさ、たった一つだよ。
たった一つ選ぶとして、白、選ぶぅ~?」
 
『な~んだ、やっぱり、薔薇の好みまは違うのね。』と思う私。
 
「そうねぇ・・・。でもいいんじゃない?白!
 あ、ちょっと待って!これ、すっごく良いじゃない!」
 
母が興奮気味に次のページで指さした薔薇はコチラ
 
<ラ・マリエ>
イメージ 1
 
「ああーー!!コレ、あかん!あかんわーー!!
これな、私が薔薇のなかで最も美しいと思ってる薔薇なんよ。
この薔薇な、河本さんていう女性の育種家が作った薔薇なんやけど、初心者には無理。
アタシなんかがいじったら、すぐ枯れちゃうよ。
それにな、こういう写真って、みんなプロが撮るやん?
実際、ほんまにこんなに咲くんかは、インターネットの画像で検索したらようわかるねん。
シロウトさんが庭の薔薇を撮影した画像がいっぱいあってな、
そういう画像こそ、信頼できる画像やんねん。
この薔薇は、そういう意味で、綺麗に咲かせるのは至難の業やと思う。」
 
とウンチク抜かしてる私。
それを一切聞いてない母。
耳が遠いっていいわね~~。
 
で、母が引き続き、ページをめくってみつけた薔薇。
 
「まぁ~~!!これすごいわーー!!これにするわ!なんて素敵なのっ!」
 
その薔薇はコチラ
 
<ガブリエル>
イメージ 2
 
「ひえ~~!!お母さん、また河本さんの薔薇やん。
あかんって、河本さんの薔薇は!」
 
「あら、どうして?」
 
「どうしてって、さっき言うたやん。
河本さんの薔薇は、日本人の心をつかむとびきり美しい薔薇ばっかりやけどな、
チョー育てるのがむずかしいねん。
それにな、コレ、確かに色んな人が、専門家の人まで、この薔薇にぞっこんらしいけど
少し、さみしくない?
確かに高貴よ。高貴やけどな・・・。」
 
「高貴だわぁ~~。高貴すぎるわ。まさに高貴よーー!
この色あいねぇ・・・確かにさみしいといえば、さみしい気がするけど、
でも、それが魅力なんじゃない?
ほんとぉーー、・・・美しいわぁ・・・。」
 
「ね、どっちにしても河本さんの薔薇は育てられないから、他にない?」
 
で、母がページをペラペラめくり、
 
「わ!これ、いい!私、この色好きだわぁ~~!!
これよーー!この色がいいわぁ~~!!」
そうねぇ、この色よ。この色!この色が私が一番好きな色。」
 
・・・と語った薔薇は、コチラでした。
 
 
<シャリファ・アスマ>
イメージ 3
 
そう、私が何日もかけて、数ある候補のなかから3つに絞ったなかの一つ 
 
この花は、素晴らしい香り漂うイングリッシュ・ローズだそうです。
見せた雑誌のなかに、あれだけたくさんの薔薇が載っていて
同じ花にたどりついてしまったのは、
やっぱり親子の成せる業?