今日も大阪はとっても良いお天気。
5月の気候で、さわやかです。
ベランダに出て、いつもの水やり。
ぷう子は最近大人になったのか、私のまわりをうろつかず、少し離れた場所での「警備員」。
この陽気に、コックリコ、コックリコ。
それでも、この子は「仕事犬」の性格か、いねむりしてはいけないと思ってるのか、
必至で睡魔と闘って、目を閉じまいと必死です。




私が仕事で家を空けるとき、ぷう子はいつも母の部屋で過ごします。
老いた母は、テレビの音量が30以上。
はっきりいって爆音です。
この子の耳が悪くなったらと心配ですが、母に休みの日まで補聴器を・・・とも言えず。
だから、私が家にいるときは、耳の休息もかねて、ベランダで1時間くらい、こうして過ごすのです。
私・・・?
はい。虫を捕ったり、花をじぃ~~と観てるだけで、1時間くらい、あっという間に過ぎるのです。
おだやかな陽射しを浴びながら、鳥の鳴き声や遠くに聞こえる生活音、風の音。
どれもが、心にやさしい音景観です。
こういうのを、「サウンド・スケープ」と、授業で習いました。
カナダのマリー・シェイファー(←男性です。)が提唱した理論です。
自然の音景観もまた、人にとっての音楽という概念が提唱された画期的なものだったそうな。
ぷう子と、こうしてぼんやり過ごすこと・・・
それが今の私には、「宝の時間」です。
