今の日本で一番気になってる東京15区の衆議院補欠選挙。

 

イスラム思想研究者の飯山陽さんが保守党から立候補しています。

わたしより10歳年下、一番血気盛んな年頃でしょう。

 

ムスリムのイスラム思想研究者は日本にも多いですが、ムスリムではなく加えて女性の研究者は極めて少ないと思います。

イスラムに改宗せず、イスラム世界で生活しているものとして一目を置いていたのですが、だいぶ前に彼女の著書「イスラム2.0」を読んだら共感するところが多々あり、それからはユーチューブチャンネルもよく見ていたのですが、昨今の政治、特に移民問題に怒りまくっていたけど、まさか選挙に出馬するとは思ってなかったのでビックリしました。

 

自分で言うのもなんですが、イスラムに何らかの形でかかわってるひとで、ステレオタイプな日本女性って見たことがない。

よく言えばブレない自分をもっているひと、悪く言えばキツくて変わってるひとが多い気がします…

(そんなわたしもトルコに来る前はいつも控えめで右へ倣え的で、フワフワニコニコなタイプでした。)

 

さて先日立候補者のネット討論会が行われましたが、大変興味深く視聴しました。

 

 

感想;

 

若くて美しい女性2人からは国政を変えてくれるようなパワーはまったく感じられませんでした(後ろ盾がないと動けない・動かない)。今の子育てや女性の不満に共感してくれるだろうけど、多分そこまで。でも日本ではこういうタイプの女性がウケるんだと思います。

「議員報酬はおいしくない、民間のほうがおいしい」と言った男性2人はタイプが真逆ですが、議員がおいしいことをよく知ってるから出てきたはずです。結局今と一緒。

残りの3人に関しては、あなたがたどうして出馬したの??ってかんじでよくわかりませんでした。

討論会中、ズバズバな物言いと変顔ばかりの飯山さんでしたが、この中で今の政権を変えていける知識と技量があるのは彼女だけかなー…と思いました。特に今後増加するであろうムスリムの移民問題、中東との外交に関してはかなり頼りになるんではないかと。

 

ちなみに江東区民ではないので選挙権はないですが笑い泣き