昨日はトルコ統一地方選挙でした。

われわれトルコに長く住んでいてもトルコ国民ではないので選挙権なし物見やぐら組です。

(在日クルド人、不法滞在にもかかわらず「選挙権くれ!」とか言ってますよね…)

 

こちら2023年5月のトルコ総選挙の結果。

オレンジが与党AKP(イスラム寄り) 赤が野党CHP(世俗派) 紫がDEM(クルド系)

 

西と東の端を除いて全土がAKPオレンジ色のニクいやつです。

前回の選挙より1年も経ってないし、盛り上がりにも欠けてたし、今回もどーせAKPなんだろうな…とみんな思ってたでしょう。

 

現在断食中のトルコですが、投票開始は7時、終了は17時。そして選挙管理委員会がイフタールとともに選挙速報解禁とし。

 

 

うぉおおお~!! 西半分ほぼ真っ赤(CHP)です!!

 

濃厚イスラムビレジキ・キュタフィヤ・アフィヨンですらCHP!!

ニュースでは海沿いから(CHPの)ツナミ」来襲と言われています!!

 

しかし!!

 

赤に囲まれた内陸部の飛び地・コジャエリ・サカリヤ・ドゥズジェ

 


今の生活に困ってないのでしょうか、このバミューダ・トライアングル圏のひとたちは…

わたしのように道端のタンポポとか野草を食べて暮らしてるんでしょうか…?

 

 

そのコジャエリ県キョルフェズ・デリンジェ(貿易港・石油精製場を抱える)イズミット(県庁所在地とサバンジュ工業団地)カラムーセル(もはやヤロワ県…)はCHP

カルテペはAKP現職の市長が当選しましたが「地元で生まれ育った子だから…」という理由だそうです…

マルマラの最大の工業地帯ゲブゼはCHP候補者を擁立しなかったんですね…(なにやってんだか)

 

さて気になるイスタンブルですが…

 

 

これはすごいことになりました!! CHP現職広域市長エクレム・イマムオウルの勝利だけでなく、空港(イスタンブル&サビハギョクチェン)の恩恵を受けているアルナヴットキョイ、ペンディキを除き、その他ほとんどがCHPです!!

それもエルドアンの牙城・ウスキュダルまでもがCHPに!

これからウスキュダルにもカドゥキョイのようにたくさんバーとか出来るのでしょうか?

濃厚イスラムのファーティヒですら僅差でAKPが勝ってます。

 

まああれだけ物価(とりわけ家賃と食費)が高騰して、貧困層や年金生活者に冷たいと(EYT早期年金受給制度で年金生活者増やしちゃったのは失敗…)イスタンブル市民(特に主婦)、激オコなのは当たり前です。

 

アンカラCHP現職広域市長マンスル・ヤワシュが大勝しました。(予想通り)

 

これからは全国的にCHPが勢いをつけてくるでしょうが、わたしはバミューダトライアングルの行方が気がかりです…

(ほんとは脱出したいんだけど在留許可の申請が大変だから引っ越したくないんだよぉおお!!)

 

追記:

川口のクルド人が政治的迫害受けてるとかなんとか言ってますが、ちゃんとクルド人が沢山住んでるとこではクルド系政党DEMPも勝利してますんで、川口市民の生活を脅かしてるウソ難民強制送還して欲しいと思います。

(今回の選挙結果を踏まえると日本の政治のほうがマジ意味不明)