ヨガスートラとは、パタンジャリが編纂した
ヨガの根本教本で紀元後100-500年に成立したと言われている。
ヨガに関する教えが記されており、ヨガをする人たちに長く読まれ続けているヨガの哲学書のようなもの
ん?なんだか難しそう
と、いうわけで、
ヨガの定義やめざすものが書かれてる、教え多きこの教本を一節ずつ紐解き、普段の生活に照らし合わせて理解していきたいと思います。
今回は、ヨガスートラ第2章36節
正直(サティア)に徹した者は、行為とその結果が付き従う。
つまり、自分自身に嘘をつかず、素直に生きるのがよいということ。
これ、シンプルだけど、できずにいることが多いことではないでしょうか?
例えば、
やりたくないのに、やる。やりたいのに、やらない。
思ってもいないことを言う。
会いたくないのに会う。
買うつもりじゃなかったのに、買う。
などなど。
1日の中でも大小問わず、なんと多くの嘘を
自分自身にも他人にもついていることか…。
ふと日常を振り返ると分かったりします。
相手を悲しませたくないから。とか、
ついついその場のノリで。とか、衝動で、とか。
でも、これを繰り返すと自分自身への信頼や
ワタシという軸がブレたり、他人との付き合いに疲れてしますよね
自分に素直になると自分への満足感が生まれて、心の余裕ができます。
すると自分を大事にできるようになり、相手を大事にすることができるようになるのではないでしょうか。
誰かの意見や誘いに同意することだけが、相手とよい関係を作るの方法なのではなく、本音を正直に話せる関係が本当の意味での信頼を築いていくのだと、この36節では言っているのではないでしょうか
もちろん、自分自身と正直に話せることがはじめの一歩ですよね。
簡単なようで難しいことですが、ヨガスートラを信じて、自分自身に素直になること。を意識して明日を過ごしてみませんか?