3月11日に起こった地震。


普段通り仕事をしていると、カタカタと揺れだし

あ、地震、なんて言っていると

大きくガタガタと揺れだし、

棚に置いてある軽い物が落ち始めました。



自分の机の下に隠れていると

横揺れの乗り物に乗っているように

建物ごと横に大きく揺さぶられて。


これはまずいんじゃないかと感じて、

引き出しに入れているバッグから携帯を取り出して

いつも肩にかけているカシミアの大判ショールを抱えました。



あっという間に公共交通機関は麻痺。



職場からは歩いて帰ることにしましたが、

11日は関東でもとても空気が冷たく

1時間歩いていても全く身体は暖まりませんでした。



今気象庁の会見がテレビでやっています。


地震のマグニチュードが8.8から9.0に訂正されたようです。



私は関東に住んでいますが、小さな余震はまだ続いています。

今朝も余震があり飛び起きました。



明日からはまた通常通りの勤務になります。

大切な人とも離れた場所で過ごすことになります。

この土地には家族はおろか親戚もいません。


離れた場所で大きな地震にあって

大切な人にもう二度と会えなかったら?


東北では現実に起こっている。


4年間住んだ仙台。

何度も行ったことのある海岸には遺体が何百体。

宮城県の友達とは連絡が取れない。



大切な人は今朝から仕事に行っていて今一人で自宅にいます。

避難道具も揃えていつでも外に出て行けるような服装をしています。


太陽の光はこんなに明るいのに、怖くて不安で潰されそう。



テレビの前から離れられません。