ヴェネズエラのおじさんと、私達が呼んでいる、アルトウーロ・コントレラス(こういう風に発音するかどうかは
わからない)が、います。初めてであったのはメットのファウストの初日でした。大変なアラーニャ・ファンです。
ヴェネズエラ人でカラカスに住んでいます。
その日は、私はドミトリー・ホロストフスキーに会うため、おじさんは
アラーニャにあるためでした。その二人がなかなかステージドアに現れなかったのです。楽屋から出てきた関係者曰く「今日はパーティーがあってるから。みんななかなか出てこないよ」と言った。英語の分かる待ち人達は
その言葉を聴いて大体帰っていった。私は、そこにいた一人の男性に、どうして帰らないのかって聞いたら、
自分は英語が分からないから、何て言ってたのかわからないと私に言った。そこで、今聞いた内容を教えてあげた。でも、待っているって彼が言うから、私も釣られて待っていた。英語が分からないということを、私に英語の
片言で言ったんだから、英語がまるで分からないわけではないでしょう。私がスペイン語がわからないんだから、どうやって意思の疎通をしたのか、今になると不思議ですけど。
それで、確かそのうちアラーニャが先に出てきて、最後にドミトリーが出てきてくれた。もう夜中の一時過ぎだったはずです。アラーニャの事は忘れたけど、おじさんが帰ってしまったあと、ついでだから私は一人で待っていた。
その私の姿をドミトリーが見て「まだ、待っていてくれたのか!」と言って嬉しそうにしたのは忘れられない。
そこで、サインをしてもらった。
それがヴェネズエラのおじさんとの出会いの始まりです。メールを良くくれていますが、何せ殆ど、スペイン語で
言ってくるから、私は分からない。
そこで、もう一人の男性が登場。それがジョージです。多分彼もヴェネズエラ人だと思う。聞いたことはない。
でもジョージはバス歌手で、ファウストのとき、合奏団で歌ってたんだとおもう。ジョージが、スペイン語からの通訳は僕がするから大丈夫と言ってくれた。ジョージはメットのそばにすんでいて、アメリカ、ヨーロッパなどで歌っているらしい。でも、第一線じゃなさそうだから、いつもあっちこちに行ってる。
昨日もメールでで「今フロリダでリサイタルだ」って書いてきてくれた。
いつかは、スペインでバルトロを歌ってきたと言ったので、そこでは役が付いたんだろう。一年位前に会った時は
「今、ブルックリンでオーディションを受けてきた」って言った。歌手は、役をもらうために非常に苦心しているのを
まじかに見て、メットで歌ってる人は、早くでもスターなんだと思っている。
内緒話、 それなのに、今日のリチートラは声が出てなかった、とか、アラーニャの声は、音程が不安定で聞きつらい、フレミングの声はかすれているから嫌いだ、とか色々言ってる私は、とんだ」、批評家だわ。
ドミトリーに対する批評は、ファウストの時、メフィストフェレを歌ったルネ・パペと比べて、ヴァランタンを歌ったドミトリーに対して私は言った。「ドミトリーは、パペに負けている!」って。でも、私は音域が違うけど、パペよりドミトリーが好きなんだから、どうしようもない。
ジョージの持っているピアノのこと。
ジョージの言った言葉「ミュージカルは興味がない」
以上は次の時に書きます。