今から20年以上も前のこと。

スターバックスが1996年銀座に出て少しずつ有名になってきた頃。

98年大阪にも出て話題になってシナモンロールを食べたいと私と妹との間で盛り上がり、ぜひ本場のシアトルで一緒に食べようよと大盛り上がり。

妹としては彼との婚前旅行をしたいものの、厳しい母の手前、まだ紹介もしていない男性と二人で行くことがバレたら厄介とばかりに「お姉も一緒にきてよ」と旅行企画が始まります。

もともと、旅行会社に勤めるつもりでアメリカ留学付きの専門学校に入った妹でしたから旅のスケジュールはお手のもの。

早速彼と一緒に行きたい所を二人で楽しそうに決めていました。

私は当時、妊娠5ヶ月で、この機会を逃したらかなり先にならないと海外旅行は行けないばかりに決定!

余談ですが、夫にも一緒に行くことを勧めたのです。

でも、イラン人の彼はアメリカはもちろん、カナダも入国許可が下りず、結局断念したのでした。

それに比べて日本人は色々な国に簡単に行くことができます。

今までの日本人が色々な国でたくさんの功績を残してきたお陰です。

そんな事にも不自由さを感じてしまう国の人には申し訳なく思う一方で、日本人であることに感謝し、誇りを持ちたいと感じるのです。

結局その時に一緒に旅行に行った人と結婚したのでした。

義弟は妹と同じ高校の同級生。

なので、私も彼に妹と一緒にお昼を食べに来てもらったりして当時から親しくさせてもらっていたのです。

丁度、私の誕生日の次の日が彼の誕生日、妹はその次の週が誕生日という事でみんなでお祝いも兼ねてその頃に出発しようということになりました。

空港の駐車場で車を停めて下りたところでなぜか持ち物の点検をし始めた私達。

そのせいで車の屋根に彼がパスポートを置いてきたとも知らずに空港に向かって歩き始めまし た。

風がふわりとパスポートを運んできてくれて、パスポートは私達の目の前で車にひかれ、彼の 顔の写真は10年先も車のタイヤの跡がくっきりついたものになりました。

最初から珍道中の予感!

最初はまずお目当のシナモンロールです。

でもなかなか地図通りにうまく動けず四苦八苦している妹たち。

インフォメーションの方を相 手に一生懸命調べている姿を尻目に私はのんびりと近づいてきた人から話しかけられて、お しゃべりタイム。

私たちはシナモンロールの話になり、しっかりジェスチャーで行き先を教えてもらい、妹たちのところへ。

「なんでお姉が知ってるの?」地図も何も持っていない私が妹たちを案内すると二人は不思議 な顔。

「そりゃそうだよねー」英語もろくすっぽ話せない、方向音痴の私が案内しているのだから。

そして無事現地のシナモンロールを堪能。

シナモンの香りとコーヒーの香り。

とても食欲をそそり、テンション上がりましたが、食べるとかなり甘くて結構飽きる味にびっくりでした。

やはり日本の味は日本人好みに作ってるとは大いに納得でした!

憧れのシナモンロールはそんな感じに終わりました。

私達は車を借りて色々街を走り回りました。

私が一番テンションが上がったのは、シアトルの普通のスーパーで種類の多いヨーグルトを選 んだり、美味しそうなパンやピザを選んだり、飲み物を選んでいる時でした。

中華チェーン店の麺も買い込んでそれらをいわゆる素泊まりの日本では考えられないほどの広 いモーテルに持ち込み、ワイワイと食べたのが楽しかったのです。

ベッドが一つであとはソファー付きの部屋でしたが、そのソファーがダブルベッドくらいの大 きさになったのもびっくりです。

そこには火を使うキッチンがなかったので、単に飾りつけだけを備え付けのお皿にもっともらしく盛り付けただけでしたが、それでも豪華になりました。

豪華なホテルを予約したからこそ値段節約のためにモーテルにも泊まったという事だったのですが、対比させた体験によって庶民的なこちらも引き立てられたのでした。





この旅一番の注目すべき豪華なホテルはフェリーで行ったカナダのビクトリアにありました。

しかし、現地に行くとストライキで営業停止されていたのです❗️

ホテルの前に従業員と思わしき人たちが看板を持って立っていて、何やら声高く訴えていました。

度肝を抜かれた私達はまた旅行会社に連絡。

別のホテルに予約を取り直し、気分を変えるためにブッチャート植物園へ。

とても広く綺麗な花々に癒されました。

街全体が花の都としてイギリス情緒溢れる町並みが広がり、単に道を歩いているだけでも両脇 の街灯から花カゴが下がっているのが見られたりしてとても気持ちの良い観光地でした。

可愛い雑貨店も多く、それも気分をもり上げてくれました。

ホテルでは部屋にワインやチーズやつまみを持ってきてもらい洒落た雰囲気でちょっとした誕 生パーティーもやりました。

妹の留学時代に仲良くなった友人に会うためにバンクーバーの市場に近いオイスターの美味し いお店で待ち合わせて、生牡蠣を食べたのもいい思い出です。

海沿いの素敵な雰囲気のあるレストランで大ぶりの牡蠣をレモンをかけて日本に比べてかなり お安い値段でお腹いっぱい食べられたのは味もさることながら印象的でした。

センスのあるスケジューリングで全体的にとても素敵にまとまった旅行になりました。

今は亡き妹を懐かしく思い出しています。


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