長男夫婦と、芦屋浜のヨットハーバーにあるイタリアンレストランで朝食をとりました。

大小のヨットのマストが林立する岸辺には、船の形をした会員制の大型リゾートホテルが建築中で、まるで海の女王、大型船が停泊しているような威容を見せています。

 

横浜などからクルーザーで遠洋航海を楽しみに来る海男たちが、ホテルにクルーザーを横着けできるのが魅力で、年間、何か月間だけの利用に対し数千万の年会費を払っても会員になるそうで、世の中には金の余った人がいるものだと驚かされます。

 

しかし景色は外国の港町を思わせる情緒があり、それだけの価値を感じるのでしょう。

病気には家族との触れ合いが特効薬といいますから、大阪の次男の近くに住もうかとも思いますが、六甲山系の山並みと静かな海、市内を貫流する芦屋川と川辺の並木道、美しい街並みの芦屋からは、やはり離れることはできません。

芦屋に住んだままで東京や大阪の息子と家族との触れ合いを出来るだけ多くしていくことに決めています。

 

嬉しいことに、また新しく助つ人が現れました。マンションの日曜café の世話役の方々、男3名、女性2名が、氏名と電話番号を書いたリストを印刷して、困った時はいつでも

I need your help と声を上げるようにと渡してくれたのです。

日曜日のマリア様3名を加えて、身近かな8名の方々のネットワークが私を支えてくださいます。

他にも気にかけて下さっている方々が大勢おられます。

 

私は一人暮らしですが、安全で守られた場所にいます

感謝の心と満ち足りた幸せの中で癌と向きあっていけます。