滅多に見ないテレビですが、友人が送ってくれたDVDを見ようしたら、丁度レナード・バーンスタインのミサ曲(Mass - A theatre piece for singers, dancers, and players)が始まるところでした。

 

 

 
 

 

少しだけ見ようかな、と思っていたのに、ぐいぐいと引き込まれてしまい、終わりまで見てしまいました。

歌詞はラテン語のことも多く(英語の字幕つきでした)、英語の歌詞は聞き取れないことが多かったのですが、それでも構成がミサに基づいていたので、迷子になることはありませんでした。

教会の末席に座っているのが精一杯な私でも、これはキリエ、ここはグロリア、とちゃんと分かりました。分からないなりにではあるけれど、少しでも理解が進んでいるんだなあ、と嬉しくなりました。

 

レナード・バーンスタインは大好きなのですが、ミサ曲のことは全く知りませんでした。カトリック信徒のJ Fケネディー大統領を記念するケネディーセンターのために作曲されたのだそうです。1971年初演ですが、今見ても全く違和感がありませんでした。逆に、混乱や分断された今だからこそ心に響くのかもしれません。