大変なことになっております。

 

「e-Taxソフト」のインストーラにおける DLL 読み込みに関する脆弱性 

■  IPA(独立行政法人情報処理推進機構)セキュリティセンターおよび JPCERT/CC
  (一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター)は、2016 年 10 月 18 日に
  「『e-Taxソフト』のインストーラにおける DLL 読み込みに関する脆弱性」を、
  JVN (Japan Vulnerability Notes)において公表しました。

  ◆概要
   ・国税庁が提供する「e-Taxソフト」は、国税に関する申告等を行うソフトウェア
     です。

   ・「e-Taxソフト」のインストーラには、DLL を読み込む際の検索パスに関する処
     理に不備があり、意図しない DLL を読み込んでしまう脆弱性が存在します。

   ・次の条件を満たす場合に脆弱性が悪用されます。脆弱性が悪用された場合、イ
     ンストーラを実行しているプロセスの権限で任意のコードを実行される可能性
     があります。
     - 攻撃者の意図する場所に、細工された DLL ファイルが何らか方法で配置され
       ている

   ・本脆弱性の影響を受けるのはインストーラの起動時のみのため、既存のユーザ
     は本脆弱性の影響を受けません。
     2016 年 10 月 18 日現在、対策方法はありません。「e-Taxソフト」のインス
     トーラを実行しないでください。
     
  ◆この脆弱性情報は、2016 年 10 月 12 日に IPA が届出を受け、JPCERT/CC が、
    製品開発者と調整を行ない、本日公表したものです。

 

ということで、

     2016 年 10 月 19日現在、対策方法はありません。

  新規ユーザーは、「e-Taxソフト」のインストーラを実行しないでください。

  既存ユーザーは影響なしです。